18’プルーンクグロフ ページ18
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「まーたAは英語のテスト満点？本当凄いわね、脳みそ交換して欲しいわ」
『園子ちゃん、』
一人恐々テストの点数を確認してたらいつの間に背後に居たのか、隙をつかれ見られてしまった
「凄いじゃない、A英語得意だもんね」
「お、本当だ。確かいつも満点だよな」
わらわらと蘭ちゃんと世良ちゃんも集まって点数の見せ合いっこ
「ちょっと！この中じゃ私が一番点数低いじゃない！今度皆で勉強会ね」
「いつも途中で飽きた飽きたって投げ出すじゃない...」
「本当にそれだな」
「今回の私は違うのよ！」
燃える園子ちゃんに苦笑いを浮かべ、テストを見直していた時、誰かが私の名前を呼ぶ声がした
「降谷さん、先生が呼んでるよ」
『あ、今行きます』
同じクラスの子が廊下を指差して知らせてくれる
三人に断りを入れ廊下に出た
『私に用事とは何でしょうか』
呼んでいたのは英語担当の先生
抱えた書類の中から一枚の紙を引っ張り出し、目の前に差し出してきた
「降谷さん、英語のテスト頑張ってるだろ？実は帝丹高校では毎年行われるイベントみたいなものなんだが、選ばれた生徒しか参加出来なくてな」
出された紙を受け取って目を通した
『これって...＿＿留学案内書？』
「ああ、そうだ。
＿＿アメリカに留学してみないか？」
先生から突然の提案
それには流石にフリーズしてしまい数秒固まる
「ほら、学園祭で外国人の相手してただろ？」
『ええ、それは...はい』
何とも歯切れの悪い返事を返す
「実はその客が、このプロジェクト先の偉い人でね。将来有望な人材を探していた所、君を見付けたそうだよ」
そんな事言われても。全然追い付かない頭と脳内処理
「毎年こちらからの推薦なんだが、今回は名指しで指名が来たんだ。君にラブコールがかかっている」
『ですが...私のお粗末な英会話じゃ通用しませんよ』
「そんな事無いさ！あちらが直々に申し出るぐらいだから。それに返事はまだもう少し先でいいから考えてはくれないか？君にとっても悪い話では無いと思うからさ」
そのまま私の返事も待たずスルリと抜ける様に去っていく先生の後ろ姿を呆然と眺めていた
この紙、受け取っちゃった...
まぁでもいいか
＿＿断ればいいだけの話だろうし
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リンドウ - 月下美人さん» ここまで読んで下さりありがとうございます！何とか無事にハッピーエンドで終える事が出来ました！笑 ありがとうございました！！ (2019年6月6日 7時) (
レス) id: 8527558b0b (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ - あめ、さん» ありがとうございますー！！こじれた恋愛ついに完結致しました！おコメントも励みになりました、本当にありがとうございました！ (2019年6月6日 7時) (レス) id: 8527558b0b (このIDを非表示/違反報告)
月下美人(プロフ) - ハッピーエンド完結おめでとうございます&お疲れ様です！！ (2019年6月6日 1時) (レス) id: 9aa06677e2 (このIDを非表示/違反報告)
あめ、(プロフ) - 完結おめでとうございます！いつも楽しく読ませていただいてました。ついに結婚……！これからもどうかお幸せに、ですね！お疲れ様でした〜。 (2019年6月6日 1時) (レス) id: 112aeeb1e8 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ - コーヒー牛乳さん» 本当ですか！ありがとうございます！！この作品で降谷さんと松田さんをもっと好きになって頂けるとは...！！喜びの極みです笑 これからも更新頑張ります (2019年5月19日 7時) (レス) id: 8527558b0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンドウ | 作成日時：2019年4月2日 5時
