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亮ちゃんside
後ろから鼻をすする音がして
ゆっくり振り向くと
丸ちゃんが小さくなって
泣いていた。
そんな丸ちゃんを優しく抱きしめ
丸「りょう…ちゃ…ん？」
亮「なんも言わんでええよ。
ごめんね。」
丸ちゃんの頭を撫で続けた。
きっと丸ちゃんを泣かせてるのは
私のせい。
ごめんね。こんな顔させる
つもりやなかったのに…
ごめんね。ごめんね。
と心中で何回も謝った。
「ほんと弱い私でごめんね。
にげてばっかでごめんね。
あんなによくしてくれたのに
最低やな。
こんな私でごめんね。」
丸ちゃんは頭を横に振って
丸「そんなこと…ない。
弱いのは俺の方やから。
ごめん。なんもできんで。
ほんまごめん。」
つられて泣けてきて。
2人でずっと泣き続けた。
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いつのまにか寝ていて。
新幹線の時間に合わせかけた
アラームで目が覚めた。
亮「おはよ。丸ちゃん。」
丸「おはよ。亮ちゃん。」
と合わせた顔は2人とも目が腫れて
疲れた顔をしていた。
亮「目これ当てとけば少しは
ひくと思う！」
丸「ありがとう。」
準備をしてタクシーで駅まで向かう。
まだ少し目が腫れていたため
駅でアイマスクだけ買って
新幹線に乗り込む。
その間2人は無言のままだけど
どちらともなく手は繋いでいた。
丸ちゃんに起こされて戻ってきて。
駅で帰る方向が違うから。
亮「じゃあ。また明日学校で…」
と手を離そうとしたが中々離してくれない。
「まるちゃん？」
丸「なぁ亮？一緒に帰らんか？」
亮「ごめん。まだ…」
丸「だよな。ごめん変なこと言って。
じゃあな。学校で。」と
笑った丸ちゃんの笑顔は
寂しそうで見てられなかった。
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yattsu(プロフ) - るんるんさん» コメントありがとうございます！泣とても嬉しいです！また読みに来てください！ (2018年9月19日 13時) (
レス) id: 7d7483a221 (このIDを非表示/違反報告)
るんるん(プロフ) - はじめまして！読ませていただきました！これからも頑張ってください！ (2018年9月19日 13時) (レス) id: 269851ad34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yattsu | 作成日時：2018年6月11日 20時
