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それから言われた通りに
病院に通い3日目、
学校も3限で終わりバイトもなく、
時間があるので、たまには
早めに行って院内の探検する。
大学病院なだけあって広い。
から探検しがいがある(笑)
色々回っていると、
どことなーく誰かに似ている
中学生くらいの子が
通ったけどその時は思い出せなかった。
とりあえず。外の空気が吸いたくて
屋上に向かった。
久々やな、屋上なんて、
空が近く感じるこの場所は
やっぱり好きだな。
とベンチに座り、ずっと外を見てると
誰かが入ってきて、見るとさっきの子。
点滴していて頭と腕を怪我してるようで
どこか寂しそうな顔していた。
私に少し驚きながらも礼され、
礼を返しその子はもう１つのベンチに
座った。
しばらくなんもせず空を見てる。
亮「なんかあったの？
寂しそうな顔して。」
男の子(なんで見ず知らずの俺のこと
気にしてくれてるんやろ。
でもこの人になら
話しても良い気がした。
ずっと溜め込んでたものを誰かに
打ち明けたかった、)
男の子「一昨日の夜、
兄ちゃんを道で見つけて
走ってお兄ちゃんの側に
行こうとした時、横から走ってくる
車に気付かなくて事故ってしまって、
ドアの向こうでオカンは兄ちゃんに怒ってて
兄ちゃんは悪ないのにひたすら謝ってて
お兄は悪ないって言っても
ええから、って俺のせいやからって
俺を守るんや、昔から…
きっと兄ちゃんは俺がおらんければ
良かったって思ってるはずや…
こんな弱い
俺のことなんてきっと嫌いなんや。
だから家も出てってしまったんや。」
って下向いて泣いていた。
ずっと1人で悩んでたんやろうな。
この子は。こんな小さい体で…。
亮「それは違うと思うで、
きっとお兄さんは君のことが
大事やから守ると思うで、
好きやから守るんやと思うで、
だから、おらんければ
良かったとか簡単に言ちゃかん。
それに君がお兄さんを好いてることも
ちゃんと分かってると伝わってると
思うから、尚更そんな弟を
見捨てるわけない。」
震えながら泣き続ける男の子の
背中を撫で続けた。
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yattsu(プロフ) - るんるんさん» コメントありがとうございます！泣とても嬉しいです！また読みに来てください！ (2018年9月19日 13時) (
レス) id: 7d7483a221 (このIDを非表示/違反報告)
るんるん(プロフ) - はじめまして！読ませていただきました！これからも頑張ってください！ (2018年9月19日 13時) (レス) id: 269851ad34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yattsu | 作成日時：2018年6月11日 20時
