俺はお前の、お前は俺の (ページ34)

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次は水族館

『わ、春！見て見て〜〜！！』

大きな水槽にたくさんの魚たちがいて大興奮。

春「手離すなよ〜」

春は私の手をずっと握ってくれる。

『春！クラゲ！クラゲ！』

私はクラゲがだいすき。
綺麗にライトアップされてる水槽がクラゲに映えてる。

春「クソ兄弟の弟の頭みてぇだな。」

『竜胆くん？(笑)』

春「そう。あいつの名前呼ぶなよ。」

『春のヤキモチ始まっちゃうもんね〜？』

春「うるせぇ、犯すぞ。」

『やめて〜(笑)』

その後、イルカのショーを見たり、ペンギンを見に行ったり水族館を満喫した。

『春、これほしいっ』

私が指さしたのは大きなクラゲのぬいぐるみ。

春「どこに置くんだよ…」

『寝室？』

春「ベッドに置いてもどうせ落とすんだからベッド以外のとこに置けよ？」

『わかった！』

そういうと春は私が欲しいといったクラゲのぬいぐるみを買ってくれた。
店員さん、春を見て目がハートになってる…。
春ってほんと女性が放っておかないよなぁ…。

水族館を出た後、春が予約してくれたお店でディナー。
海辺にあって、オシャレな隠れ家風なフレンチ。
春ってどこでこんな情報手に入れるんだろう…。
しかもスマートにオーナーさんらしき人と話してるし、来たことあるんだ…。

『春、ここ来たことあるの？』

春「あぁ、あのオーナー鶴蝶の知り合いで都内の店で働いてたんだけど独立したんだよ。それで俺も来たことある。」

『そうなんだ。お昼はイタリアンで夜はフレンチって贅沢♡』

春「七瀬には美味いもん食わせてやりてえからな。」

『ありがとう♡』

前菜から始まったコースはどれも美味しくて、ワインも美味しくて幸せ♡(春は運転だから飲めなかったけど…)