アジトでのお仕事 ページ22
『おはようございまーす』
アジトへ入ると共有部分のソファで寝そべってる灰谷兄弟の兄の方。もとい、私が働いていたキャバクラのオーナー。
蘭「あ、七瀬ちゃんおはよ〜♡今日もかわいいね♡」
『蘭さん今日もお世辞が上手ですね♡』
蘭「三途の可愛いだけじゃ足りなかったら、蘭ちゃんのとこおいで〜♡いつでも言ってあげる！！」
『春からの可愛いだけで私は幸せです〜』
コ「灰谷！！てめぇは早く地下にいけ！！！！」
隣のドアをバン！と開けて寝そべってる蘭さんに喝を入れるのは一応、私の上司(仮)ココくん。
コ「あ、七瀬、おはよう。」
『ココくんおはよう。』
コ「昨日頼んだやつってどこにある？」
『あ、それならココくんのデスクにファイルで置いたよ！』
コ「マジか、ありがとうな。4徹目で頭回ってねぇ。」
『大丈夫？なんか食べた？作ろうか？』
コ「わりぃな…なんか軽いものなら食えそう」
『まかせて〜！』
そう言って共有部分にあるキッチンに立ち、冷蔵庫を開けてご飯を作ることに。
春「あ"ぁぁぁぁ〜〜あのユダくそ腹立つなぁ、早くスクラップさせてくれよ！！！！」
またもやバーン！と大きな音を開けてドアを開けてきたのは朝"行ってらっしゃい"と見送った春だった。
『春、ドア壊れちゃう。』
春「七瀬、なにしてんだぁ？」
春は私を見つけると手に持ってた拳銃をテーブルに置いて後ろから抱きついてきた。
『ココくん、ご飯食べてないんだって。だからうどん作ってるの〜。』
春「俺のは？」
『春は朝ごはん食べたでしょ？これはココくんの。』
春「俺、七瀬食べたい。」
春は私の肩にかぷりと噛み付いた。
蘭「え〜キッチンプレイとか見てみたい♡♡」
『何言ってんの、だめです。春も危ないから離れて？ココくん、できたよ〜』
春を引き剥がし、蘭さんを黙らせてココくんに作ったうどんをテーブルに置く。
コ「あぁ、ありがとな。おい、灰谷早く地下にいけって言っただろ、三途は早く書類片付けろ！！！！！」
春「うるせぇぇぇなぁぁぁ。七瀬あとで部屋来てな？」
『はいはーい。』
春は私の頬にちゅっとキスして部屋に戻って行った。
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作者名：まちゅ | 作成日時：2022年9月9日 22時
