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そういえばこの笑顔に救われたことあったな...と懐古する。
それは俺が丁度両親をなくした時のこと
暫く高校にも行けず、引きこもってる生活が続いた。
その中でも、佐久間は毎日テレビ電話をかけてくれた。
俺のメンタル的に毎日出れた訳ではなかったが、出ると
佐「にゃは!ふっか〜おはよ〜!」
といつもと同じ感じで接してくれた。
時にはあたってしまうこともあったが、それでも佐久間はずっと変えずに笑顔を俺に見せてくれた。
ある日、いつも通りテレビ電話をしていると、何故か急に涙が止まらなくなった。
ずっと泣けなかったのに、何故か変なタイミングで泣き始めた。
最初は俺も佐久間も困惑したが、すぐに佐久間が
「安心したのかもね」
と言ってきた。
佐「泣きたければ泣けばいい。俺は受け止めてふっかの涙を笑顔に変えるから!」
そう言ってくれた言葉とその時の笑顔は多分今後一生忘れることはないんだろう。
俺にとって佐久間は"光"だった
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佐「ふっか??」
「ん...何...」
佐「飲み過ぎだよ〜潰れた?」
俺はどうやら潰れて寝てたらしい。
にしても、懐かしい夢を見た。
「さくま〜」
佐「ん?なに?」
「泣きたい時は泣けよ〜、俺がその涙全部受け止めてやるから!」
佐「!!.....ありがとう!」
ちょっとびっくりしてる佐久間を見れて嬉しかった。
その後、俺の奢りで俺と佐久間は居酒屋を後にした。
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ぴぃ - 突然すみません。「Schneehaus」という作品が病系のお話の様ですが、こちらとシェアハウスの設定が似ている気がしました。おそらく主様の方が先にこのお話を考えられたのかなと思い報告させていただきました。 (2021年10月19日 5時) (レス) id: 0d74d06c31 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ありがとうございます!楽しみにしています! (2021年2月7日 18時) (レス) id: bd32a8802b (このIDを非表示/違反報告)
Ra.(プロフ) - 葵さん» リクエストありがとうございます!移行先で書かせていただきます!今後もよろしくお願いします!! (2021年2月7日 18時) (レス) id: 87b7a84b39 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 初めまして。いきなり失礼します。リクエストなんですがdtがfkに初めて弱みを見せたお話をみたいです! (2021年2月7日 12時) (レス) id: bd32a8802b (このIDを非表示/違反報告)
Ra.(プロフ) - 綾子さん» こちらこそリクエストありがとうございました!今後もよろしくお願いします!! (2021年1月31日 17時) (レス) id: 87b7a84b39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ra. | 作成日時:2021年1月17日 2時