検索窓
今日:4 hit、昨日:44 hit、合計:493,643 hit

. ページ44

.




そして時はすぎ、高校卒業を迎えた。




進学しようか迷ったし、金銭面的にも働こうかなとか思っていた。




そんな時に救ってくれたのは祖父と両親だった。




祖父はそんな迷ってた俺に

「迷うくらいなら進学してもっと迷って答えを見つけてこい」

って言ってくれた。




そして、それと同時に渡された通帳


そこには

"辰哉の将来資金"と題して

俺の学費が4年間分払えるような額が入ってた。




「お前の両親も粋なことするな〜」

「...じいちゃんの息子だろっ」

「おう...そうだなっ...」


そう、親が俺にくれた最後のプレゼントだった。






俺の家族を誇りに思った。



そんな家族の後押しで、俺は大学に入学した。






.






大学生になって、俺はそれなりの生活を過ごしていた。




友達もでき、サークルに行ってバイトに行って遊んでの繰り返し。




どれにも精一杯取り組めたのはいろんな人のおかげ




そんな感じで、大学生活をスタートさせたのだった。






.





入学して半年がすぎ、後期日程が始まった頃



前期で仲良くなった仲間が誰もいない授業を取っていた時のこと



俺は一人で端の方に座ろうとする。





すると、端で一人で座ってる男の人を見つける。


普通だったら俺から喋りかけることなんてないんだけど、何故か彼に惹かれた。


雰囲気...佇まいに惹かれたんだと思う...多分



気がついたら彼に声をかけてた


「あの...すみません」

?「はい?」

「誰かお友達待たれてる感じですか??」

?「いや...一人で受けよっかな...って」

「もし良ければ隣いいですか?俺も一人で...」

?「...どうぞ」



許可を取って隣に座った。



「俺、経済学部1年の深澤辰哉って言います!」


宮「俺も...経済学部1年、宮舘涼太です。」





これが涼太との出会いだった。






.

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (385 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1694人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぴぃ - 突然すみません。「Schneehaus」という作品が病系のお話の様ですが、こちらとシェアハウスの設定が似ている気がしました。おそらく主様の方が先にこのお話を考えられたのかなと思い報告させていただきました。 (2021年10月19日 5時) (レス) id: 0d74d06c31 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ありがとうございます!楽しみにしています! (2021年2月7日 18時) (レス) id: bd32a8802b (このIDを非表示/違反報告)
Ra.(プロフ) - 葵さん» リクエストありがとうございます!移行先で書かせていただきます!今後もよろしくお願いします!! (2021年2月7日 18時) (レス) id: 87b7a84b39 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 初めまして。いきなり失礼します。リクエストなんですがdtがfkに初めて弱みを見せたお話をみたいです! (2021年2月7日 12時) (レス) id: bd32a8802b (このIDを非表示/違反報告)
Ra.(プロフ) - 綾子さん» こちらこそリクエストありがとうございました!今後もよろしくお願いします!! (2021年1月31日 17時) (レス) id: 87b7a84b39 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Ra. | 作成日時:2021年1月17日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。