★不思議な関西人 ページ21
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今から3年前
お店が軌道に乗り始め､地域の人で話題になり始めていた頃だった｡
宮「この度は誠に申し訳ございませんでした｡」
『こっちはな！わざわざ遠いところからここに来たのに､出せません！ってどういうこっちゃ！！』
ランチタイムの時間帯はこの頃から予約を取り入れるようにしていた｡
理由はちょっと前に涼太がぶっ倒れたから｡
カフェタイムならいくらでも回せるが､流石にランチタイムを回すのには限界があった｡
だから､俺が涼太を説得してランチタイムは予約にすることになった｡
確かにこの頃は取り入れ始めってこともあって予約を取らずに来るお客様も少なくなかった｡
そういうお客様には軽食のパスタなどで納得してもらい､次のご予約日を優先的に入れていたのだが...
どうもこのお客さんはそうは行かなかった｡
『大体な､お手軽フレンチなんだろ？？お手軽じゃねぇじゃねぇか』
宮「大変申し訳ございません｡」
『俺はパスタの気分じゃねぇんだよ』
それは知らねぇよ｡
大体ここ調べてきてくれるんなら､料理できる人が涼太しかいないことくらい分かれ｡
なんて俺もイライラし始めていた｡
その時だった｡
「すんませーん！」
お客さんに呼ばれて俺が向かう｡
「あの､俺の残りの料理､あのおっちゃんに出してやってください｡」
「えっ､でも...」
「俺は良いんです､十分堪能しましたし､
そこのおっちゃん！もし良かったら俺と一緒に食べえへん？」
『なんや､急に割り込んできて』
「ここの料理めっちゃ美味しいから俺と一緒に食べへんか？残りの料理譲ったるし｡」
『ええんか？？』
「ええよ〜こっち来な〜！」
とそのお客さんは招き入れた｡
涼太も何が起こったか分からい顔をしている｡
「あっ､そうや！店員さん､多分これだけじゃ足りないから...俺はパスタ頼んでええか？おっちゃんは何にする？」
『俺は...じゃあパン貰ってええか？』
「かしこまりました｡お持ちしますね｡」
そう言って涼太と一緒に裏にはけていった｡
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ぴぃ - 突然すみません。「Schneehaus」という作品が病系のお話の様ですが、こちらとシェアハウスの設定が似ている気がしました。おそらく主様の方が先にこのお話を考えられたのかなと思い報告させていただきました。 (2021年10月19日 5時) (
レス) id: 0d74d06c31 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ありがとうございます！楽しみにしています！ (2021年2月7日 18時) (レス) id: bd32a8802b (このIDを非表示/違反報告)
Ra.(プロフ) - 葵さん» リクエストありがとうございます！移行先で書かせていただきます！今後もよろしくお願いします！！ (2021年2月7日 18時) (レス) id: 87b7a84b39 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 初めまして。いきなり失礼します。リクエストなんですがdtがfkに初めて弱みを見せたお話をみたいです！ (2021年2月7日 12時) (レス) id: bd32a8802b (このIDを非表示/違反報告)
Ra.(プロフ) - 綾子さん» こちらこそリクエストありがとうございました！今後もよろしくお願いします！！ (2021年1月31日 17時) (レス) id: 87b7a84b39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ra. | 作成日時：2021年1月17日 2時
