平凡な俺の日常その8 ページ9
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「「「お疲れしたー!!!」」」
久しぶりのバレーも、初めての練習も全部全部楽しくてあっという間の時間だった
ここに、飛雄がいたらもっと楽しいんだろーな!!
…飛雄?
『あっ…!!』
菅原「どうしたA、大きい声出して」
『あの、とび…入口の前にいた二人って何であんな事になってるんですか?』
田中「あーあ、アイツラな…」
田中「…教頭のズラぶっ飛ばしたんだぜ!!」
なんて俺の肩を叩きながら爆笑してる田中さんは、きっと後ろにいる大地さんに気づいてない
…お疲れ様です
澤村「田中、その話触れるなって言ったよな、?」
田中「っす、すいません大地さん!!」
震えるほどの黒いオーラを放ってる大地先輩だけど、田中さんがさっき言ってたことを思いだして、一つ疑問が残る
『…あれズラなの?』
菅原「え、A嘘でしょ?笑」
田中「お前マジか!!笑」
澤村「…」
「「…」」
『あ…それと二人の締め出しには何が関係してるんですか?』
澤村「あの二人めちゃくちゃ仲悪いんだ」
澤村「教頭先生の件も、喧嘩してる最中に起きたことだし」
『…協力するまで認めない的なことですか』
澤村「…おう」
協力…そんなの飛雄にできるのか、?
だって、今まで俺以外に友達いた?飛雄…
田中「勝負して勝ったら入れてください!とか言ってきそうじゃないっすか?アイツら」
菅原「あり得る笑」
うん、あり得る
あのオレンジ髪の子はまだ分かんないけど、飛雄は単純だから
「試合で勝てば、嫌でも協力してるように見えるだろボケ!」とか言ってそうだし
菅原「頭冷やして、ちょこっと反省の色でも見せればいいだけなんだけどな〜…」
そんな菅原さんの言葉に深く共感して"うんうん"って大きく頷くと
「お、Aは分かるか〜!」って、クシャクシャに頭を撫でられる
『俺は二人みたいに子供じゃないです!』
菅原「そうかそうか〜!」
…これ俺、バカにされてる?
「「キャプテン!!」」
あ、早速来た笑
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作者名:ふか | 作成日時:2024年3月28日 0時