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平凡な俺の日常その10 ページ11

え、誰か居るの?





田中「スガさん…」






菅原「おーっす」





『おはようございます』





なんとなく挨拶しながら体育館に入れば、そこには飛雄と田中さん、日向の3人が居る





え、早すぎでしょ…





菅原「なーんか秘密特訓みたいでワクワクすんね〜」





シューズの靴紐を結びながらそんな言葉を零す菅原さん





一方俺は






影山「お前、なんで」





未確認生物でも見たのかってくらい度肝を抜かれた顔してる飛雄に絡まれてる





『飛雄のことだし朝早くどこかしらで練習してるんだろうなって思って!』





『…でも体育館でやってるのは予想外すぎた』





サポーターを付けながら、独り言のように呟くと





「…さすがだな」なんて言葉が若干ニヤけた表情の飛雄から出た





『…なにが?』





何が流石なのか全くわからなくて聞き返しても「いや、いろいろ…」って濁される





『なにそれ』





『昨日の夜届いてたメールと言い、今日と言い…なんか変だよ?飛雄』





明日か明後日辺りに季節外れの氷でも降るんじゃない?





影山「なっ…そんなことねぇよ!!」





『…からかっただけじゃん』






そんなんでガチギレするから入部認めないとかなんとか言われるんだよ





まず、飛雄の辞書に協力のきの字もないからね





影山「…」





田中「お前ら仲いいのか悪いのかどっちだよ」






「『仲いいです』」





菅原「ははっ、意味分かんねー笑」

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作者名:ふか | 作成日時:2024年3月28日 0時

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