. ページ46
_
S y o t a . W
涼太の質問に 寝る と返したAは
隣に置いていたクマを持って康二の膝の上に座った。
慣れてる が合ってるこの雰囲気に
驚きと異変を感じたのは俺だけじゃなかったらしく
一番に声をあげたのは最年少ラウールだった。
渡 「 いや、俺もよく分かんない 」
深 「 とりあえず、康二、A寝た? 」
康 「 寝てますよ 」
ほら、と言って顔にかかった髪をどけている。
なんでそんなに手馴れてんだ?
疑問は大きくなるばっかりで全く分からない。
阿 「 よくあるの? 」
康 「 あれ、知らんかったですか 」
佐 「 なにそれ!知らない!! 」
康 「 うわ!まじか!! 」
岩 「 馬鹿か、声がでけぇわ 」
佐 「 ごめんなさい 」
康 「 すいません 」
康二が言うにはAは睡眠をとることで
気持ちを落ち着けることが出来るんだって。
昔からずっとで、それは、Aが紅一点だと
言うことも関わってるらしい。
康 「 松竹かなんかで気に食わんかったファンの人が
Aの腕引っ張って批判言ってた事があって
それから松竹座とか少クラとかのファンと距離が
近いイベントの前には誰かの膝の上で寝るんすよ 」
知らなかった、確かに少クラで一緒になった時
何回か楽屋で誰かの膝の上で眠るのを
見たことがあったような気もする
目 「 モロに批判受けたってこと、? 」
康 「 うん、その頃はJr.の中でも異例な存在って感じで
頼れる人もおらんかったっぽい
照史くんが最初に気づいた時にはもう、
結構やられてたみたいで 」
Aの頭を撫でる康二の手は少し震えていて
それはこれからの不安からか
Aを守れなかった悔しさからかなのかは
俺には分からなかった、けど。
舘 「 これからはSnow Manで支えて行くんだから
Aだけじゃなくて全員ひとりじゃない 」
涼太の言葉は俺が今言いたかった全てで。
伊達に幼馴染やってないな。
深 「 3人も不安かもしんないけど
俺らが堂々とやらないと変わらないから 」
佐 「 そうそう!!記念すべき初お披露目なんだから
思いっきり楽しまなきゃだぞっ!!! 」
岩 「 佐久間はテンション上がりすぎ 」
佐 「 楽しみなんだもん! 」
楽屋はもういつもの雰囲気だ。
康二の胸に寄りかかって安心した顔で寝てるA。
いつか、俺の膝の上で寝てくれる時が来るかな、
なんてらしくないことを考えてみたり。
_
1327人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴぴたん(プロフ) - はじめてコメントします。お話とても面白いです!続き楽しみにしています!! (2020年3月7日 22時) (レス) id: d99e7c35bd (このIDを非表示/違反報告)
咲人(プロフ) - とても面白かったです 続きが気になります (2020年3月3日 20時) (レス) id: 0abd9b4149 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SnowMan大好きです最高です亮平くんと涼太君と翔太くん寄りのオール担当です更新大変だと思うけど頑張ってください応援してます (2020年2月3日 10時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:こっぷ | 作成日時:2020年2月2日 18時