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___いよいよその日がやって来た。
2019年2月3日
稽古初日から3週間、1日の休みもなくこの日を迎えたメンバー。
向井 「 豆投げに行きますよ 」
2月3日ということで。
宮舘 「 あ、Aも一緒に行こう? 」
『 あれ、何処行くんですか? 』
宮舘 「 ふっかと照のとこ 」
『 行きます行きます、これ置いてきますね 』
3週間以上続く南座公演の安全を願い厄祓いの豆まき。
向井 「 あ!鬼がいた! 」
佐久間 「 鬼だ!! 」
『 あ、仕事してる 』
豆をまこうとするものの
向井 「 節分です! 」
岩本 「 あ、康二、あそこ早い 」
「「 wwwww 」」
向井 「 あ、ここっすよね 」
岩本 「 そうそう 」
気づけば振りの確認に没頭するメンバー達。
舞台が成功するか、それはずばり彼らの熱量にかかっている。
__開演15分前
メンバー達が下に降りていく中、廊下に1人の姿があった。
『 はぁ、よし、やばいですね、私が出るわけじゃないですけど緊張が 』
『 楽しみも勿論ありますけどね 』
『 うわあ、ちょジャンプしよう、よし、いける 』
___開演は1分前
会場は開演を待つ客で埋め尽くされていた。
深澤 「 Aもおいで 」
『 私もいいんですか? 』
阿部 「 Snow Manでの円陣だから 」
向井 「 しかも入りたそうな顔しとったやん 」
『 …いや、泣かせんといてください? 』
渡辺 「 そんなんで泣くな、 」
目黒 「 A泣いたら裏回んねえよ? 」
『 それはやばい 』
岩本 「 はい、行くよ 」
Snow Manの未来をかけた挑戦。
彼らはその時を最高の笑顔で迎えた。
___滝沢歌舞伎ZERO 新たな幕開け
舞台袖からオープニングの「 ひらりと桜 」を小さく踊るのは稽古で他の仕事で空いていた目黒のポジションを務めた乾だった。その目にはうっすら膜が張られている。
滝沢歌舞伎ZERO。
この夜、彼らは持てる力を全て出し切った。
稽古初日から南座千穐楽まで一気に駆け抜けた。
「 2019年4月5月新橋演舞場 」
滝沢歌舞伎にゴールはない、その言葉通り彼らは村上真都・ラウールを加え再び動き始めた。
ZERO として始まった彼らの新たな歩みは
_その先へ
SnowMan_自らを溶かすほどの熱を持った男達。
彼らはこれからも舞い続ける
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ぴぴたん(プロフ) - はじめてコメントします。お話とても面白いです!続き楽しみにしています!! (2020年3月7日 22時) (レス) id: d99e7c35bd (このIDを非表示/違反報告)
咲人(プロフ) - とても面白かったです 続きが気になります (2020年3月3日 20時) (レス) id: 0abd9b4149 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SnowMan大好きです最高です亮平くんと涼太君と翔太くん寄りのオール担当です更新大変だと思うけど頑張ってください応援してます (2020年2月3日 10時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こっぷ | 作成日時:2020年2月2日 18時