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部活終わりの帰り道...
そうだ...俺部活してたんだった...
帰る時間同じになるとか、ある意味奇跡みたいなもんじゃん。
彼女...藤井さんが、なんの部活に入ってるか、そもそも部活に入ってるのかさえ考えずに、適当に声かけてみるとか、
よく言えたよ、自分...
飛「いない...よね...」
テニスラケットの肩掛けの紐を握りしめて、呆然とホームに佇む俺。
まあそんな運良く...
「キャッ！ごめんなさい！」
背中をドンッと押されて、コケそうになるのをなんとか耐える。
「ホントにごめんなさい！前見てなくて...」
「って、あれ...もしかして浮所くん！？」
え...？
藤井さんだ...
お互い、目を丸くして見つめ合う。
彼女は、大きなスポーツバッグを抱えて、そこに立っていた。
これって...
奇跡って呼んでいいよね...
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作者名：テディベア
| 作成日時：2019年4月9日 20時
