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パシュッ!



気持ちいいシュートが決まって、ちょうど試合が終わる。









「「「ありがとうございましたー」」」









いつもみたいに片付けをして、


わいわいしながらみんなで部室に向かった。









里「え、A、岩崎先輩ふったの!?」



「しっ!声でかい!」



部員「え!マジ!?てっきりもう付き合ってるかと思ってたんだけど!」









里奈子の一言で、周りが一気にザワつく。


着替えも中途半端なまま、狭い室内で私を取り囲んだ。









「いや、なんていうか、その...」



里「はっきり言ってよ!」



「.....まあ、私には岩崎先輩はもったいないっていうか...」



部員「もう!濁しすぎ!絶対そんな理由じゃないでしょ!」









私の曖昧な発言で焦らされたように顔を歪めるみんな。


みんな、岩崎先輩のことをカッコイイって思ってるし、尊敬もしてるから、断るなんてありえない!って勝手に思ってたみたい。









「岩崎先輩のことは...そういう意味では、好きになれないかもって思ったの。」



里「それってさ.....」



部員「え?何何?」



里「え?教えなーい。笑」









部員のみんなは気になる!って騒いでたけど、


里奈子には既にお察しみたい。


ホント、君には敵いません...





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作者名:テディベア | 作成日時:2019年4月9日 20時

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