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skab
sk視点
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「阿部ちゃん、どんな感じでやる?」
恋人の名前に耳が反応して、思わず声のする方を見る。
そしたらふっかの肩越しに、かわいい子が最強にかわいいことしてんじゃん。
自分の右手で作ったきつねにちゅってして、首こてんってしながら上目遣い。
…待って、ふっかのその位置ずるいわ。
気が付いたら2人の間に割って入ってた。
「阿部ちゃん、それ、ふっかじゃなくて俺にちょうだいよ」
「は…? って、佐久間、ねぇ、」
阿部ちゃんが止めるのを聞きながら、その手のきつねにキス。
ふっかが照に気を取られた隙に、唇を押し当ててゆっくり離す。
「何すんの…っ」
阿部ちゃんの声がちょっと震えてて、場所も弁えず煽られる。
「ごめん、ふっかが羨ましくって…阿部ちゃんのこと、なんでも独り占めしたくて困るね」
「佐久間…、」
「あ、先生戻ってきたよー!」
ラウールの声で休憩が終わって、この話もここまで。
胸に手を当てて深呼吸してる阿部ちゃんを横目に、自分の立ち位置に戻った。
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すず(プロフ) - みなさん» コメントありがとうございます!初めて頂いたコメントに嬉しい言葉がたくさん並んでいて、どきどきしています…。また覗いてくださると嬉しいです^^ (2022年10月10日 8時) (レス) id: 042e012db9 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - いきなりコメント失礼します。いつもキュンキュンしながら読ませていただいています。完結おめでとうございます。すずさんの作品大好きです。 (2022年10月9日 16時) (レス) @page48 id: 2fd29c3102 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すず | 作成日時:2022年9月4日 11時