WESTさんたち、大丈夫？ 2

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赤side




赤「俺たちが〜！！！！」




全「ジャニーズWEST〜〜！！！！」









…終わった、、





無事に、何事もなく。




会場の高揚感に包まれ、
ようやくステージ裏にはける





橙「いやぁ〜今日も楽しかったわ！」

青「鳥肌たった」

緑「うわ、ほんまや笑笑」



ワイワイしながら
前を行くメンバーについていこうとしてんけど、




…あれ、1,2,3,4,5,………




…小瀧は？








せや、小瀧、体調悪かったんじゃ、、、







ﾄﾞﾝｯ




「ぉわっ、！」





すんごい衝撃を感じて思わずよろけてもうた




てか、重…


桃「ひ、っ…はぁ、ﾋｭｯ、はぁっ、はぁっ、…」



え、







赤「こ、たき…？」




振り向くと、小瀧が後ろから俺に抱きつくように
もたれかかっとった






桃「はっ、はぁ、し、、げ、ｹﾞﾎｯ…」




ぐらり


赤「！、おい！こたき！しっかりしろや！！」





急に力を抜いた小瀧を床に倒れる寸前で抱える



手を握ると、ビビるほど冷たい


あかんやん、なんなんこれ。
よぉライブ乗り切ったわ。

汗かいとるのに体温が低い体を抱きしめて
少しでもあったまるようにさする



橙「どうしたん！？」


前歩いてたメンバーもみんな駆け寄ってきて



赤「倒れてん、、体冷たいし、顔真っ青やし、」


緑「…呼吸おかしいな、はよ運ばな」

青「俺運ぶわ」

紫「のんすけ、よぉ頑張ったなぁほんま…」




桃side




ライブ、無事に終わったんかな、
もう、何も考えられへん、

ここ、どこ歩いとるんやろ。





苦しい、






息ができひん、

頭が痛い、

ふらふらする、





しげ、







待ってや、置いて行かんといて、



俺最後まで頑張ってんで、



たすけてや、…









前を歩くあったかい体に
言うことを聞かない震える体を必死で押しつけた



ぎゅ、と抱きしめてくれる感覚がして
ゆらゆら揺れる視界の中、ふわりと香る
しげの匂いに安心する





しげ、なんかいうとるけど
なに言ってるんやろなぁ、


しげの慌てた顔と

前を歩くみんながバタバタかけてくるところ


見えた気がしたんやけど…






体は限界やったみたいで、

しげに抱き抱えられたまま


意識を手放した

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