WESTさんたち、大丈夫？ 2

-黄.心臓病-（橙）すず 様リク ページ38

年齢いじってます
家庭環境フィクションすぎるので
無視でおねがいもうす。。


橙side





今日はいい天気やなぁ、

気分がええから歩いて職場へ向かう。







俺は、なないろ西総合病院の医者。

小児科に勤務しとる。





「あ！あきとや！」

「あきと！あきと！！」



「照史せんせーやろ！笑
　おはようさん、今日も元気やなぁ！」



職場に入るなり、あきとあきとって
騒ぐこの子達は、どこかしら体に異変がある子達。

点滴を引きずったり、帽子を被ったり。



でもみんな、ほんまにええ子たちばっかりで、

毎日俺が元気もらってんねん。








あ、あの子あの子。

俺の担当なんやけどな？






「おはよう淳太くん！
　
　今日は天気がええな！」







黄「…っ、」


一瞬目が合ったかと思えば即逸らされた。笑

本をしっかり抱きしめて
俯いてしまったこの子は、中間淳太くん、4歳。

重い心臓病で、ここで治療を受けとる。



淳太くんのお父様は、某大手企業の社長さん。
ご両親ともお忙しいのか、
ほとんどお見舞いにこぉへん。

来たとしても、鬼のように厳しいねん。



そのせいかどうかはわからへんけど、
淳太くんは大人が苦手みたいで…







看「淳太くんここにいたのね！
　 検査の時間には病室にいてねって
　 言ったじゃ〜ん！」



びくっ、


黄「……ｺｸｯ」







ほらな。


大人に話しかけられると、途端に怯えてまうねん。


なんとかして、仲良うなりたいなぁ、





黄side



きょう、おかあさんがきた。


『まったく、お茶をこぼすなんてみっともない…
しゃんとしなさい！だから病気も治らないのよ！』


「……っ、」

『なんとか言いなさい！返事をしないなんて
　ほんとにお行儀が悪いんだから…！』



さ「ぉ、奥様、お静かに…！」


「…さーちゃん、ええよ、だいじょぶ、」



『！！また関西弁を使って！
　直しなさいと言ったでしょう！？」




「…、はい、」


『もういいわ、いくわよ早苗。」

おかあさん、行ってもうた、


さ「坊っちゃん、？お気になさってはいけませんよ、
　 坊っちゃんはとってもいい子ですから、

　 それに、早苗は坊っちゃんの話し方、とても好き
　 ですよ」


「…ん、ありがと、さーちゃ、」





このひとはさなえさんっていう人で、
しつじ、？とかいうおしごとをしとる。
さなえやから、さーちゃん。

ぼくのおうちのなかで、ひとりだけ、
ぼくをほめてくれるんだ

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