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ミユ『検知不可能拡大呪文がかけられてるのよ』
ラウ「け、けんち?」
ミユ『検知不可能拡大呪文。物の外側の大きさを変えずに内側だけを広げる呪文よ。小さい時ままから教えて貰ったの』
ラウ「へ、へぇ、、君詳しいんだね」
ミユ『そう?大体の家にかけられてる呪文よ。そして私は雪石美優。ミユって呼んで』
ラウ「僕はラウール。村上真都ラウール」
ミユ『ラウールね。よろしく。とても綺麗な髪…』
ラウ「生まれつきなんだ。父さんがベネズエラ人でその遺伝」
ミユ『そうなのね!そういえば検知不可能拡大呪文なんて一般的な魔法知らないなんて貴方マグルなの?』
ラウ「ううん。母さんが魔女でハーフなんだ。でも、巻き物が届くまで母さんが魔女って知らなかったんだ」
ミユ『そうなのね!私マグルの世界に行ったことなくて…本でしか読んだことないけど魔法は使えないのに沢山の知恵や努力で生活してるのよね!すごいわ…』
ラウ「僕は逆にずっとマグルの世界で暮らして居た魔法の世界が本当にあるって信じてなかったんだ」
ミユ『ふふっ、ラウールって面白いのね』
ミユとの会話を楽しんでいるとあっという間に校舎に到着したようだった。
その後すっかりミユと打ち解けたラウールは、
何も知らない世界に1人だったがとても賢く、頼りになる友人が出来、幸先の良いスタートだと顔を綻ばせた。
また、ミユも人付き合いの苦手な自分に早速友人が出来たことが嬉しく、部屋に着いたら母にフクロウ便を送ろうと胸を弾ませていたのだった。
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作者名:てんてん | 作成日時:2020年11月28日 1時