― ページ23
リアコふっかさんからそっと離れて、「A−！！」って大声で飛び跳ねてる佐久間くんのところに駆け寄る
佐「何やってるかは分かんないけど、俺にもハグしてくれるんでしょ？はい！！」
勢いよく背中を向けられるけど、
ハグっていうよりはこっちかな？
佐「およ？ハグじゃないの？」
「佐久間くんはよしよししたい頭だね」
佐「んー、なんか違うけどいっか！」
佐久間くんがぐるっとこっちを向いてぎゅっと抱きついてくる
「頭ぐりぐりしないでよ、くすぐったい(笑)」
佐「また阿部ちゃんの入れ知恵でしょ？」
「入れ知恵ではないよ、アドバイスしてくれたの」
佐「そういうことにしてあげる。佐久間さんはいつでもハグ待ちだからね！」
「ははっ、わかったよ(笑)」
バッと身体を離されて行ってらっしゃいされて、
そのままソファーに座る翔太くんの横に座る
渡「…俺は後ろからじゃないんだ」
「なんか、翔太くんは横がいい」
渡「ふんっ」
「拗ねた？」
渡「別に」
「じゃあ、はい」
右手を出すと、翔太くんの左手が重なる
渡「お前手冷たいな」
「心があったかいからかな」
渡「なんかむかつく」
なんて言いながらも優しく手握ってくれるのが翔太くんの好きなところなんだよね
すごい落ち着く
「じゃあ、用事済んだから翔太くんの相方のところ行ってくるね」
渡「用事ってなんだったんだよ」
翔太くんが後ろで何か言ってるけど、
急ぎ足で舘様のもとに向かう
そこには既に後ろで跪いた佐久間くんがいて、
俺もそれに倣って跪く
佐「国王！Aが参りました！」
宮「そうか。A、先ほどから何か不穏な動きをしているが何事だ」
「『抱きつきたい背中』とは何かについて考えていた次第であります。怪しいことは何もございません、国王」
宮「で、収穫はあったか？」
「年齢順にまわって現在国王の番になりますが、少しずつ分かってきたような気がします」
宮「なるほど。で、俺はどうだ」
「国王の背中はとても逞しいものであります。ぜひその背中、私に守らせてはいただけないでしょうか！」
佐「A！？」
宮「厳しい戦いになるぞ、いいのか」
「覚悟はできております」
宮「よし、この背中お前に任せよう」
「命に代えても、必ずお守りいたします」
宮「佐久間も、頼んだぞ」
佐「国王の仰せのままに！」
「…なにこれ」
佐「久しぶりの国王ごっこ楽しかったね！」
宮「なんか照れるけどね」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1222人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヤタ(プロフ) - むにょさん» コメントありがとうございます！私も書いてて楽しい2人なので嬉しいです♪（２）でもぜひお楽しみください！！ (2022年5月16日 17時) (
レス) id: 86bb847ddc (このIDを非表示/違反報告)
むにょ(プロフ) - ヤタさんのお話大好きです…！特に目黒くんと春くんのお話にキュンキュンしてます！これからも応援してます！ (2022年5月15日 23時) (レス) @page1 id: dae040d060 (このIDを非表示/違反報告)
eba.(プロフ) - ヤタさん» お返事ありがとうございます( ; ; )ヤタさんのペースで大丈夫なので気長に待ってますね！ (2021年3月15日 14時) (レス) id: 56936dd54a (このIDを非表示/違反報告)
ヤタ(プロフ) - eba.さん» コメントありがとうございます！ぜひリクエスト頂いたお話書かせていただきます！更新まで今しばらくお待ちくださいませ(^^) (2021年3月13日 21時) (レス) id: 86bb847ddc (このIDを非表示/違反報告)
eba.(プロフ) - いつも楽しく拝見しています！リクエストなのですが、すのちゅーぶのぐるぐる脱出王のお話を書いていただきたいです(＞＜)ご検討よろしくお願いします、、！ (2021年3月11日 22時) (レス) id: 56936dd54a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ヤタ | 作成日時：2021年1月11日 11時
