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撮影に入ったらさすがにAと話すチャンスはあるかな?とか考えてた俺が甘かった
前後2列の撮影だと俺が前列左端でAは後列右端
1列に並んでの撮影だと4人空けた隣の位置
会話どころか目を合わすことも難しかった
休憩時間はやっぱりすぐ阿部ちゃんと一緒になって勉強しちゃうし、
近くでAの声も聞けないとか俺もう死んじゃうんじゃないかなとか思い始めた
宮「随分落ち込んでるね」
目「ここまでAと話せないとかさすがにキツイっす…」
舘さんの後ろで、撮影中ほとんどAの隣にいたしょっぴーがニヤニヤしながら俺のことを見下す
渡「あーあ、目黒可哀想に」
宮「こら。煽らない」
渡「そんな可哀想な目黒にいいこと教えてやろうか」
目「いいこと?」
宮「目黒、多分聞いた方がダメージくるよ、きっと」
渡「いいのかなー?聞かなくてもいいのかなー?」
目「…教えて」
宮「はぁ…」
渡「あいつ、いつもと違う匂いがする。多分シャンプー変えたぞ」
目「!?」
渡「俺の口から聞くなんて残念だったな!さぞ自分で気づきたかっただろうよ!」
ドヤ顔のしょっぴーが目に入らないくらいの衝撃で
頭の中が真っ白になる
ただでさえほとんど空っぽの頭なのに
宮「だから言ったのに…。撮影あと1本で終わりだから泣くなよ?阿部のパターンでいけば、勉強会の間は勉強せずに休憩するはずだから。ねぇ、佐久間」
佐「うん!勉強会はAの隣に座れるし、もうちょっとだけ我慢しようね」
目「…うっす」
―――――
岩「以上!」
「「スノーマンでした!!」」
なんとか無事に撮影が終わって、
いつもはギリギリまでスタッフさんと話したりするけど
今日はもうごめんなさい
俺限界っす
目「A」
「ん?」
目「早く戻ろ」
「えっ、ちょっとこの手なに?めめ?歩くの早いんだけど!」
Aの手をぎゅっと握って急ぎ足で別室に戻る
目「やっと終わった…」
もう部屋に何人かメンバーがいたけど、そんなのお構いなしにAを後ろからぎゅっと抱きしめる
「終わったってなにが?てかその前に俺の貞操が終わりそうなんだけど」
Aの首に顔を埋めて息を吸い込むと、
しょっぴーの言う通りいつもとは違う匂いがした
けど、しょっぴー残念だったね
目「A、ボディクリーム変えたでしょ」
「いつものことながらよくお分かりで」
目「俺、Aのことならなんでも分かるから」
「この後のセリフはもう割愛でいいよね」
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ヤタ(プロフ) - むにょさん» コメントありがとうございます!私も書いてて楽しい2人なので嬉しいです♪(2)でもぜひお楽しみください!! (2022年5月16日 17時) (レス) id: 86bb847ddc (このIDを非表示/違反報告)
むにょ(プロフ) - ヤタさんのお話大好きです…!特に目黒くんと春くんのお話にキュンキュンしてます!これからも応援してます! (2022年5月15日 23時) (レス) @page1 id: dae040d060 (このIDを非表示/違反報告)
eba.(プロフ) - ヤタさん» お返事ありがとうございます( ; ; )ヤタさんのペースで大丈夫なので気長に待ってますね! (2021年3月15日 14時) (レス) id: 56936dd54a (このIDを非表示/違反報告)
ヤタ(プロフ) - eba.さん» コメントありがとうございます!ぜひリクエスト頂いたお話書かせていただきます!更新まで今しばらくお待ちくださいませ(^^) (2021年3月13日 21時) (レス) id: 86bb847ddc (このIDを非表示/違反報告)
eba.(プロフ) - いつも楽しく拝見しています!リクエストなのですが、すのちゅーぶのぐるぐる脱出王のお話を書いていただきたいです(><)ご検討よろしくお願いします、、! (2021年3月11日 22時) (レス) id: 56936dd54a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヤタ | 作成日時:2021年1月11日 11時