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‪✿‬ ページ33

思っていたより早く電話に出たその人。



深「はぁい?Aちゃん?どったの?」



今の私には、自己紹介をした時からかなり馴れ馴れしくなったこの人以外に頼る人がいない。



『あっ、タオルの場所分かんなくて。』


深「照じゃなくて俺にかけてきたんだね。」


『岩本さんの連絡先知らなくて仕方なく?』



正直に答えると、ひでぇ〜と笑う声。



深「洗面所の上に横長の棚あるでしょ?タオルはそこだと思うよ。」



スマホを耳に当てたまま再び洗面所へ向かう。



『上の棚…。』



確かに棚はある、開けてもいいと言われた覚えもある。



いや…。



『すみません、届きません。』



私がどう頑張っても届かない場所に作られたその棚。

◆Tatsuya.F→←‪✿‬



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y?(プロフ) - 早く続きが見たいです!中々ない物語性で気になって気になってしょうがありませんっ! (2022年8月7日 2時) (レス) @page31 id: a8178521aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ち。 | 作成日時:2022年8月2日 20時

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