彼の場合 ページ2
ピンポーン
A「たーつや♡きたよ♡」
ダボッとしたトップスとそれで隠れるぐらいの
長さのショートパンツ。しかも生脚。
俺好みでしかない服装で現れる君。
さらにその服装で抱き着いてくるA。
出会いは大学のサークル所謂、飲みサー。
こういう関係になるのに時間はかからなかった。
「来て、いきなり抱き着かないでよ。わら」
A「いいじゃん、減るもんじゃないし。
それにどうせ引っ付くもん。」
「そういうことじゃないでしょ？わら」
A「じゃあ、なんでここはこんな事になってんのかな？辰哉くん。笑」
そんな事いいながら俺のをさわさわ触る
すぐ、ヤリたがんのよこの子。
…まぁ、嫌いじゃないけどね？
悪戯な笑みを浮かべてるAを抱き寄せて
まずは軽くキスをする
あ、目の色変わった、スイッチ入れちゃった
もう一度キスする。…今度は深いやつ。
そのままキスしながら寝室まで向かう。
ベッドに優しく押し倒し服を脱がすと
後は、いやらしいAに溺れるだけ。
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Aに誘われると、我慢できないの。
恋人でもないし、愛がある訳でもないのに
今日も、情事後すぐ帰っていくAを
見送って、ドアが閉まった後鍵閉めながら
「…ごめん。…でも好き。」
と後悔の一言を洩らす。
Aが俺とは違う誰かを思いながら
体を重ねてたとしてもそれでいい。
それでも俺はAが好きだから
Aのその愛が届きますように。
Aのこの恋が叶いますように。
song by クリープハイプ「SHE IS FINE」
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作者名：ちゃんかず | 作成日時：2021年2月17日 12時
