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なべふかのラジオから数日たった日のこと
今日私は遅番だからいつもよりゆっくりな朝を迎えていた。
ご飯作ろうかなと立ち上がるとあかりからが電話がきた。
«ねぇ！深澤くんが倒れた時助けたのって
もしかしてAなの？»
«この前遅れてきた時さ、倒れた人に付き添ったっていってたよね？どうなの？»
«出勤前に施設前に集まってる子達に
質問攻めされたんだよね。しら切ったけど»
「……今、その子達はどうしてるの？」
«後に響かないように追い払ったよ？
もしかしたら、あんたが助けたのかと思ったから。»
「詳しくは仕事終わりにちゃんと話す、。」
«うん、分かった。気をつけてきなよ？»
「ありがとう。」
なんで？誰にも言ってないよ？
めちゃくちゃ怖いんだけど。
どうしよう。本当のこと言った方がいいかな
あかりだけになら大丈夫よね？
とりあえずご飯食べ、仕事に向かった。
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楽屋にて
ラ「ふっかさん！」
深「なにぃー？どした？」
ラ「ふっかさんを助けてくれた人の職場が
わかったみたいで青い鳥で騒がれてる」
深「は？どういうこと？」
向「ただ、本人じゃなくて第三者がゆーてる
みたいやからほんまかわからんけど…」
宮「ラジオであんまりあーゆーこと
言わない方が良かったかもしれないね。」
深「俺、やっちゃった感じ？」
阿「やっちゃったかもね。でも助けてくれた人に
会いたい気持ちはわかるよ。」
ラ「あ、どんな人か見に行こうとして
断られた人も居るみたい…」
辰「え、特定されてんの？」
ラ「その人の雰囲気とか特徴が書かれてる」
佐「え！どんな子、どんな子ー？」
渡「今そこ、食いつくとこじゃねぇから。」
岩「これさ、人違いだったらやばいよね。」
深「………」
目「ふっかさんの彼女だった説もあるけど…」
深「残念だけどそれはない。」
渡「助けたのが彼女だったら名前名乗らないのも納得ってコメントあるよ。」
深「だからいないんだって。ねぇ、悲しくなるからやめて？」
内心、めちゃくちゃへこんだ。
俺の発言で人に迷惑かけてしまったこと
きっとそれを分かってて和まそうとしてくれる
メンバーの存在に救われた。
とりあえず滝沢くんに謝りに行こう。
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作者名：ちゃんかず | 作成日時：2021年2月16日 20時
