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「おはようございます。遅くなりすいません。」
上司「あ、中野さん、おはよう！」
「田中さん！すいませんでした。。」
上司「大丈夫よ。朝からお疲れ様。」
「ありがとうございます。。。」
あかり「Aおはよー！大変だったみたいね。」
「あかりおはよ！ごめんね、遅くなって。目の前で倒れる人初めてみたよ。」
あかり「人助けじゃん？そんなの遅刻に
なんないから！大丈夫大丈夫！」
美佳「あ、来てたんだ。おはよ。」
「美佳おはよ、遅刻しちゃってごめんね。」
美佳「人助けって言っても遅刻は遅刻。」
「その通りです。」
美佳「今日、私デートだから定時であがりたいの。残業宜しくねー。」
「はーい、やらせて頂きまーす。」
あかり「でたよ、嫌味女。ほんと感じ悪いい！腹立つわ！」
「美佳の言う通りだよ。遅刻は遅刻だから。」
あかり「あいつが残業しないのいつもの事じゃん。
遅刻も多いくせに！」
「まあ、私の事嫌いだろうしほっといて大丈夫だよー。(コソッ)」
私は、とある病院の受付で働いてる
だから具合悪い人をみると放っておけない性分。
ここの施設の上司や他のスタッフにも割と恵まれてる。
あ、さっきの1人のことは置いといて。
入社当初からあんな感じだからきっと根本的に
合わないんだと思う。
ってか、さっきの推しだったよね？辰哉くんだよね？
まじか。大丈夫なのかな。過労って…
でも、お見舞いとか行く訳には行かないし
そっと見守ってるしかないよね…
あかり「A！LINEニュース見た！？
あんたの推し？だっけ、入院したって…」
「…えぇ、あ、そ、そうなの？」
あかり「え、何その反応。」
「い、いや、衝撃過ぎてびっくりしてる。」
あかり「あ、そっちね。早く良くなると良いね」
「ほんとだよ。辰哉くんは働きすぎなの！
ちょっと休めってことだよ。」
あかり「今、大忙しだよねー。」
さすがにあかりでも言えないよね。
私が付き添ってた相手が辰哉くんだなんて…
ってかさ、私肩に触れちゃってたよね？え、やば。
他の深澤担に怒られちゃう…ってバレることないか。
なんでこの時は呑気に思ってたんだ。
あかり「ってか深澤くんさ、顔でかいよね？」
「デカくない！ハチが張ってるだけ！」
あかり「それ、フォローしてるの？笑」
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作者名：ちゃんかず | 作成日時：2021年2月16日 20時
