14 ページ14
次の日--------------------
阿部ちゃんとふっかさんが背中を押してくれたから
少し自分に自信がもてた。
岩「はよ、あれ？今日は元気じゃん。笑」
「照兄おはよ！いつも元気だよ？笑」
岩「なんか最近元気ないように見えてたけど。」
「余計なこと考えるのやめたの！笑
この海の家を最高の夏の思い出にしようと思って！」
岩「最高の夏の思い出…か。」
「…？照兄何か言った？」
岩「いや、なにも。とりあえず笑顔のAが見れて俺は安心だよ。笑」
「え、私そんなに笑えてなかった？笑」
岩「俺、Aの笑顔好きだからさ、、。
悲しそうに笑ってんなとか無理してんなーってのは
すぐ分かるよ？」
「…わ、私も照兄の笑顔好き…！ってか
照兄私のことよくみてくれてんね！笑」
岩「俺、Aみたいなタイプ、昔から
ほっとけないの。笑」
「そういや、いつも照兄かふっかさんに
フォローしてもらってるな、私。笑」
ふっかさんの名前を出したら照兄が
一瞬だけ眉間に、シワを寄せた気がした。
岩「ふっかに頼る前に、俺に頼ってよ。
…ほ、ほら、一応店長だからね？笑」
「私がいつも1番に頼るのも頼りたいのも
照兄だよ？」
少しだけでも良いから私の想いが伝われば
良いのにと思いながら言葉を並べた。
岩「……急に可愛いこと言うのやめて…」
少し顔を赤くして照れた表情をする照兄。
これって少しは期待していいのかな？
深「2人ともおっはよー！って岩本さん、顔赤くなーい？わら」
ニヤニヤしながら照兄と私を交互にみるふっかさん。
岩「はよ、赤くなんてないから。」
「おはよー、ふっかさん。朝からニヤケないでよ。笑
深「なになーに？成功でもした？わら」
「深澤、ほんと、キモイ」
深「キモいは流石にやめて？」
岩「朝からニヤけてるからだろ。笑
ほら、持ち場行きなよ。」
「「はーい。」」
深「で、何言ったのよ？」
「何が？」
深「照があんなに顔赤いんだもん。わら
Aがなんか言わなきゃなんないでしょ？」
「んー、私が1番頼るのも頼りたいのも照兄だよ？
って言っただけ。」
深「…そりゃ、あーなるわ。A小悪魔気質？」
「もう、いっその事この気持ちバレてしまえ思ってね？笑」
深「気付いてないの当人同士だけだしな。わら」
もう、じれったいの！！ってふっかさんが叫んでた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 24人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゃんかず | 作成日時：2021年1月27日 14時
