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「ちょっとふっかさん？冗談やめて。笑」
深「Aのこと本当に好きなの。冗談じゃないよ。
今、俺本気で話してっからちゃんと聞いて？」
「俺、いつもこんな感じでチャラいとか言われて
何ともない風に過ごしてると思うじゃん？
でも、正直結構堪えんのよ。
本当に素がこれだから変えようがなくてさ。
黙ってられないし、可愛いと思ったら言っちゃうし
頭撫でたり、すぐ触れちゃうし…。
そのせいで本気で好きになってもチャラさが先に
伝わっちゃって、相手にしてもらえないんだよね。
ウケるっしょ？わら」
「でもAはさ、俺のことチャラいとか言うけど
ちゃんと内面も見てくれてるでしょ？
前に保育士目指してるって言ったら
”ふっかさんがさ、お客さんのお子さん達と遊んで
あげてるの知ってるよー！面倒見良いなって
思ってたから、良い保育士さんになれると思う！"
って言われたのめちゃくちゃ嬉しかったんだよね。」
「初対面から可愛いとはずっと思ってたけど
その当たりからAのこと好きになったのよ。
やっぱ好きな子ってみちゃうじゃん？わら
Aのこと見てる内に、照のこと好きなんだろなって気付いちゃった。」
「俺のこと好きになってなんて言わない。
困らせんのは嫌だからさ。照のこと諦めないで？
全力でサポートするからさ！」
こんな真剣な顔のふっかさん初めて見た。
あと、こんなに私の事を好きになってくれた人に
出会ったのも初めてだ。正直ドキッとしてしまった。
何か言わないといけないのは分かってるけど
何故か溢れて来た涙で言葉が出てこなかった。
深「Aが泣いてどうするの？わら
ほら、笑顔！スマイル、スマイルー！」
「ふっかさんが悪い！…でも、ありがとう。
私、頑張るね？照兄のこと。」
深「Aは笑顔がかぁいいんだから！
よし、じゃあ辰くんも頑張っちゃう！わら」
「辰くんという心強い仲間を見つけた！笑」
深「今、辰くんって言った？もっかい言って？」
「残念！1回しか言いません！笑」
深「なんでだよ！わら」
ふっかさん、私も友達として大好きだよ！
うるさいから、絶対本人には言わないけど。笑
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作者名：ちゃんかず | 作成日時：2021年1月27日 14時
