番外編(目黒カップル編) ページ32
あかりの過去
--------------------
最初は利用しようと思って近づいたの
…………………………Aに
自分で言うことじゃないけど中学時代は
周りから綺麗とか美人だとか言われて
チヤホヤされていた
それにまんまと調子に乗った私は女子からの
嫌がらせも受け、ある事ないこと言われていた。
何も気にはしてないけど、正直うざかった。
だから知り合いのいなさそうで
地元から少し離れた高校に入学した
案の定私のことなんて誰も知らないし
ひそひそ話もされない。
あー、最高！なんて思ってた。
教室に入り、席に座る。隣はまだ来ていなかった。
どんな子かなー？って想像していたら
男女2人が廊下で話してるのが見えた。
それがAと辰哉だったんだ。
いいなー同じ学校の恋人か。ってか彼女めちゃくちゃ可愛い。
ってな感じで最初は観察してたんだけど
その彼氏が彼女に向ける表情に目を奪われた。
え、何、今の表情…
凄い愛しそうな顔で彼女の頭を撫でる彼氏。
ヤバい、彼女持ちに一目惚れとか…
その後、教室に入ってきたAが
私の隣に座ってきたから思わず声かけた。
「今の彼氏？…あ、いきなりごめんね？」
A「大丈夫！さっきのは幼なじみだよ？」
「え、そうなの？恋人にしかみえなかった。」
A「違うよー。笑 あ、なんて呼んだらいい？私のことはAって呼んで！」
「あかりって呼んで！よろしくねA！」
あなたの彼氏じゃないなら、私の彼氏にする
私が彼に近づいても問題ないよね？
この子の近くに居たら辰哉に近付ける。
仲良くなったらこっちのもの。
A？あなたのその位置、私に譲って？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 83人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちゃんかず(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。直ぐに外します。 (2021年1月20日 20時) (
レス) id: 2dcb3e2602 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゃんかず | 作成日時：2021年1月20日 17時
