灯台もと暗し (ページ28)

今日:9 hit、昨日:8 hit、合計:14,698 hit

28 ページ28

灯台

--------------------

あかり「じゃあ、2人とも気を付けてね！」

「お邪魔しました！ありがとう！」

蓮「Aさんの部屋の荷物どうすんの？」

辰「今から取りに行く。いつもの2人と。」

「え、翔太と照も合流なの？」

辰「うん、Aの家集合！報告しなきゃでしょ？」

「そだね！荷物運ぶのも手伝わそ！笑」

とりあえず物件決まるまで辰哉の家に

いることにした。

入り浸ってしまいそうだけど。

なんなら、辰哉が離してくれなさそう。

ってか昨日さらっと同棲話出された気が

するんだよね…。

想像して顔真っ赤になってたみたいだけど

辰「A？大丈夫？怖くない？」

「へ？あ、全然大丈夫だよ！…辰哉いるし」

辰「もう、いきなりデレるのやめて？
寝る時必死に我慢したんだからね？わら」

「………………触ってきたじゃん。」

辰「そりゃ当たり前でしょ！彼女と一緒に
寝るのに触らないやついないから。
おっ始めなかっただけ偉いわ俺。わら」

「…変態。」

辰「俺に触れられんのやだ？」

「そ、そんなことないよ？」

辰「やっと俺の彼女になったんだから
少しは独り占めさせてくんない？わら」

そっか、私、辰哉の彼女になったんだ

改めて思うと、少し小っ恥ずかしい。

彼氏になった瞬間から辰哉が甘くて

こっちは心臓もたないんだけど…

昨日のあかり達にはやられた。

私がお風呂行ってる間にあかりの部屋に

2人で篭っちゃうんだもん。

だからしょうがなく蓮くんの部屋を借りて

同じベットで寝たんだけど、辰哉が

後ろから抱きしめてきて。しかもわざと

私のコンプレックスの胸に触れる位置で。

その後もモゾモゾ動かすから寝付けなかった。

別に、そういう行為をしたことない訳じゃ

ないけど、さすがに人様のベットで

することではないから我慢してくれた

辰哉のこと褒めてあげよ。

「後で、2人になった時、存分に独占して？我慢してくれたお礼。」

そう言うと、ギュッと抱きしめられる。

辰「…………もう、かぁいい過ぎねぇ？
俺の事煽る天才なの？わら
(耳元で)…その言葉、覚えといてね？」

「耳元でやめて？」

辰「あ、弱いところみっけ！わら」

「もう、からかわないで！笑」

周りからみたら、バカップルにしか

見えないぐらい引っ付きながら

私の家へと向かった。