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照side--------------------
«もしもし？電話大丈夫なの？»
照「休憩中。だから大丈夫。
ってかA今1人でいんの？」
«友達の家にいるよ！今ちょっと出掛けてるけど。あ、あかり分かるっけ？あの子の家！»
照「分かるよ。A唯一の女友達な。笑」
«そこは言い返せない…»
照「拗ねんなって。笑てか、何？相談って」
«んーとさ…自分でもよくわかんないけど
さっきさ、辰哉と電話してたのね？
じゃあ、後ろの方で女の甘えた声で
辰哉って呼ばれてたのにモヤモヤして
思わず電話切っちゃった。笑
怒ってたらどうしようと思ってさ。»
もしかしたら彼女とか良い感じの人
だったりしたらなんか申し訳なくて…»
照「それ、本気で言ってんの？あんなにAのこと
大事にしてんのに、そう思われてることの方が
ふっかは1番傷付くと思うけど。」
«--------------------»
「ごめん、ちょっとキツく言い過ぎた。」
«自分のバカさ加減に呆れてた。
さっきあかりにも同じようなこと言われた。
辰哉に大事にされてる自覚はあるんだ。感謝してる。ただ、理由がわかんない。だから、少しでも女の影が
あると、たまに虚しくなるんだよね…。»
もうこの2人は何を遠回りしてんだよ。
俺、Aはずっとふっかのこと
好きなんだろうなと思ってたんだ。
俺や翔太には絶対みせない笑顔してんだよ？
Aには全く自覚ないだろうけど。
ふっかは無理やり振り向かすようなやつ
じゃないしAが自覚しないと進展
しなさそうだよなぁ…
「それさ、俺にじゃなくてふっかに言ってみたら？
そしたらすぐAの悩み解決すると思うけど。」
«え、言えない、言えない！
辰哉にだけは嫌われたくないもん…。»
「いや、嫌われるどころか喜ぶと思うけど。笑」
«ちょっと照？私で遊んでない？»
「遊んでねぇーよ。笑
もし、なんで電話切ったのか聞かれたら
女の声聞こえたのちょっと嫌だった。
ぐらい言ってみたら？」
«い、言えたらね…。»
「おう、頑張れ。じゃあ悪いけど俺、仕事戻るわ」
«あ、仕事中にごめんね！ありがとう照。»
「また、進展あったら教えてよ。笑」
«進展って…まあ、また相談すんね！
じゃあ仕事頑張って！！»
「おう、じゃあな！」
これで少しでも進展してくれたらいいのに。
お似合いなんだよなーどっからどう見ても。
本当に手のかかる奴らだわ。笑
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ちゃんかず(プロフ) - ご指摘ありがとうございます。直ぐに外します。 (2021年1月20日 20時) (
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作者名：ちゃんかず | 作成日時：2021年1月20日 17時
