嫌いになれない ページ29
『龍我、先生が呼んでるー』
「え!ごめん、先に行くね!」
「…ねぇ、大昇」
「ん?」
「…俺、どうしたらいいのかな…」
「…浮所は那須に対して
どう思ったの?」
「…ひどいって思った…」
「那須のこと嫌いになった…?」
「…
悔しいけど嫌いじゃない…」
「そっか、
…那須になんて言われたの?」
「どれいってはっきり言われて、
俺に対して感情持たないでって
言われた。
俺も浮所に感情持ってないからって…
ヒック…グスッ…」
「ごめん、思い出させちゃったよな、」
「だいじょぶ、…」
「俺で良かったら
浮所のそばにいるから」
「うん…」
大昇が頭ぽんぽんしてくれて、
ちょっとだけ落ち着いた。
.
「…で、
何してんの?那須」
「…べつに」
「最近毎日放課後
保健室いるよな、」
「…眠いから寝に来てるだけ」
「へー?
なんか浮所のこと傷つけたらしいじゃん?」
「は、…」
「傷つけたと思ってなかったら
ごめんだけど」
「…浮所がなんか言ってた?」
「俺が聞いただけ。
でも相当傷ついてたから
もう那須に会いにこないかもね?」
「…べつに俺は
浮所のことどれいとしか思ってないから。」
「そういうのが
だめなんだと思うよ?」
「…大昇には関係ねぇし、」
「あっそ。
じゃあ俺浮所と帰るから」
「…」
.
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めちゃめちゃ嬉しいです!
ほんとにありがとうございます!
テスト頑張れます!笑
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作者名:あおそう* | 作成日時:2019年5月4日 11時