検索窓
今日:1 hit、昨日:42 hit、合計:125,200 hit

辛い ページ28

「浮所大丈夫…?」




「グスッ…ヒック…」




次の日の昼休み…。



ずっと涙が止まらなかった。





「那須くんがそんな



ひどいこと言うなんて思ってなかったよね、」




全部分かってたことだったけど、




辛かった。





今まで何度も自分は



那須のどれいとか、オモチャとか



思ったりしてたけど、




那須本人からどれいとか




言われたことなかったから…




いざ口に出して言われたら




こんなにも辛いことがわかった。






「あれ、浮所…?」



「たい、しょ…」




「誰?浮所の友達?」




「大昇…那須の友達…」




「あー前に聞いたことあるかも」




「浮所どうしたの?」



「あなたのお友達に傷つけられたんです!」




「え、那須に?」




「那須しかいない!!」




「なんか言われたの…?」




「色々言われたの!分かりなよ!」




「俺は浮所に聞いてるんです〜!」




「教えてあげてるんです〜!!」




「で、浮所大丈夫?」




「…大丈夫、…ではないかな。




俺もうどうしたらいいかわかんない…」




「「…」」




ほんとにどうしたらいいんだろ、




もう那須に抱かれるのもやだよ。




好きな人に抱かれるからなんでもいいって



思ってたけど、




あんなはっきり色々言われたらしんどい…。





"俺も浮所に感情持ってないから"




ずっとこの言葉が




耳から離れない。




ループしてる…。

嫌いになれない→←.



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (143 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
240人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あおそう* | 作成日時:2019年5月4日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。