真実 ページ22
「え、!
あ、大昇…!」
「俺が帰る時ちょうど
浮所いたからさ。
何してんのかな、って思ってたら
一世のことつけてるし…」
「え、一世って…」
「那須の弟だよ、」
「名前知ってるんだ、」
「そりゃね、」
「でもさ、那須と一世くんって
兄弟にしては仲良すぎない?
昨日たまたま見てさ、
2人がいっしょに帰ってるとこ。
それとも兄弟だし
ふつーに仲良いのかな?」
「…那須と一世は
兄弟じゃないよ、」
「え…?」
「ほんとの兄弟じゃない。」
「どういうこと…?」
「那須の父親が一世の母親と
再婚したんだよ。
で、2人は兄弟になったの」
「義理の兄弟ってこと…?」
「うん。
…あとこれもついでに
言っておくけど、」
「?」
「那須、
一世のこと好きなんだよ。」
「…え?」
…まって、
"一世のこと好き"って…?
「ど、どういう意味で…」
「恋愛として。
那須は一世に恋してるんだよ、」
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作者名:あおそう* | 作成日時:2019年5月4日 11時