。 ページ39
「一世くんのこと
好きなんだったら
好きって言ってきたらいいじゃん!」
「なに言ってんの?
俺と一世は兄弟なんだよ。
簡単に言えるわけないじゃん。
言っていい関係だったら
とっくに言ってる!」
「…兄弟じゃなかったら
言っていいの?」
「うん、」
「じゃあどれいは
兄弟じゃないから言っていいよね…?」
「は、?」
「那須が好き。」
「え…」
「俺は那須のこと
ずっと好きだったの、」
「…」
「那須は俺のこと
どれいとか自分の欲を満たすだけの
オモチャとしか思ってないのは
分かってる。
でもそれでも俺は…
那須のこと大好きなの…」
「…」
「あの時何で廊下で
キスしてきたの…?」
「…
あれは一世にキスしたかったから
代わりに浮所にしただけ。」
「…そ、そう」
だからあんなに
優しいキスだったんだね。
「…俺はちゃんと
那須に好きって言ったんだから
那須も一世くんに言いに行って」
「何でそんなん
浮所に決められなきゃいけないの、」
「…好きって言うかは
那須次第だけど、
俺もうやっぱり
那須のそばにいれないよ。
那須のそばにいたら
しんどいことばっかりだもん…
会うのすら辛いって思った時もあった。
でも結局は許してた。
けどやっぱり無理だよ…
…ばいばい、那須」
「どこ行くんだよ、
おい!浮所!」
ほんとはずっと苦しかったのかも。
繋がって満足してるフリ
してただけだった。
那須のこと好きだけど…
「きらいだよ…」
泣きながら家を出た。
.
昨日、ジャニーさんが
お亡くなりになられましたね…
ジャニーズたちにとって
ジャニーさんはお父さんみたいな存在で…
私が美 少年を好きになれたのも、
美 少年というグループを作ってくれた
ジャニーさんのおかげです。
本当に感謝しかないです。
ご冥福をお祈りします。
240人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あおそう* | 作成日時:2019年5月4日 11時