あの元木担だーれ？ (ページ15)

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.(湧) ページ15

｢湧くんですか？｣

黒ちゃんたちと都内を歩いてたら聞き覚えのある声が横からした。

｢えあなたじゃん！笑｣

黒田｢あなたちゃんやっほー｣

遭遇するのは何回目だろう。これまでに数え切れないくらい声をかけてくれてる。なのに俺からは普通のファンの子と同じような対応しかできないんだ。

あなた｢やっぱり湧くんだー笑｣

｢今日1人？｣

あなた｢そう！ちょっとぷらぷらしに来たの｣

もう暗いから少し心配だけどそれよりもあなたに会えたのが嬉しい。

渉｢湧さー毎日あなたちゃんのこと話してるんだよ？｣

｢ちょ、お前それ言うなって｣

あなた｢ほんと！あなたも毎日湧くんのこと考えてるよ！｣

渉の話を聞けばぴょんぴょんジャンプして喜ぶあなた。ほんとに可愛いんだよこの子。

あなた｢湧くんだいすき！横アリ行くからね！｣

｢ん、絶対見つけるからな｣

ちょうど人通りが少ない所だったから小さな頭を撫でてあなたと別れた。

黒田｢やっぱりあなたちゃんもかわいいよなー｣

渉｢湧あの広さであなたちゃん見つけれんの？｣

｢余裕だろ、ドームで見つけたんだし｣

あなたにどんなファンサしよう。幸せにするから待っててな。