▼なぜ ページ10
Aside
A「遅れるぅぅぅぅ！！！」
私は台車を押しながら猛ダッシュしていた。
そこにGENERATIONSのボーカル組がいることを知らずに。
私は落し物をしてるとも思わず車に飛び乗りすぐに発車させた。
車を走らせること20分弱。
A「ただいま戻りました〜！」
店主「おかえりAちゃん！しっかり届けれたかい？」
A「は、はい！なんとか…苦笑」
奥さん「凛ちゃんなら任せて仕事行きなさい！」
店主「ああ、今日は夜も仕事かぁ〜。働くことに悪いことはないっ！凛ちゃんは俺らに任せて行ってきな！」
A「店長…奥さん…。」
凛「ママ頑張って！！！」
A「凛…いい子にして待ってるんだよ？」
凛「わかってるよー！もう中1だよ？」
A「ふふ笑 じゃあ行ってきます！店長、奥さん凛をよろしくお願いします！！！」
私には中1の娘がいる。
そう、私望月Aはバツイチ子持ちの30歳。
30歳といっても若くに子供を授かったからか若く見られることが多い。
スマイル弁当の店長と奥さんにはお世話になっていて東京に出てきてから今もずっと迷惑かけてて…
だから早く地に足をつけたくて掛け持ちをしてる。
夜の仕事の日は帰りが遅くなるんだけど店長の家で凛をみてもらってて、次の日の夕方に迎え行くことになっている。
それは店長と奥さんと凛の計らいなのだ。
感謝と申し訳ない気持ちで仕事に行くため一旦自宅に帰ることにした。
チャリ新しいの買わないとキツいなぁ〜！
でもな、貯金して凛と2人で生活できるようにしなきゃ。
よし…
A「頑張るぞっっっ！！！」
はっ！
またやってしまった…
心の声発動。
周りからチラチラ見られクスクスされながら私は自転車でまた猛ダッシュをする。
ハァハァ言いながら自宅のアパートに着くとすぐさま服を脱ぎ捨てシャワーを浴びる。
浴び終えると下着姿のまま洗面所でメイクをし歯磨きをして送迎に電話をす…
A「あれ？携帯どこやったっけー？」
携帯がないっ！
えっ えっ なんで？
鞄の中探してもないしなんならリップもない。
電話できないじゃーーん。
あっ でもきっとスマイルにあるから凛が持っててくれてるよね？
そだそだっ！！！
そう自分に言い聞かせジーパンに白Tというラフな格好で自転車にまたがり、夜の仕事先であるクラブに向かうことにした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Rin - 、さん» ご指摘ありがとうございます！フラグ外しました。気づかなかったので助かりました！ (2018年7月27日 23時) (
レス) id: 00d2954d0c (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年7月27日 19時) (レス) id: cc2ff1026e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Rin | 作成日時：2018年7月27日 19時
