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玲於side
Aを龍友くんに任せて俺は走ってスマイル弁当に向かった。
無事でいてくれたこと、まさかの角材で和樹だかって男に殴りかかったAのこと…
いろいろ考えながら走っていた俺はきっと周りから見たら気持ち悪いぐらいにホッとしてニコニコしてただろう。
スマイル弁当が見える角を曲がるとそこには俺の仲間達、おっちゃんと奥さん、そしてAとAの子供であろう凛ちゃんがいた。
皆無事を祝って穏やかな表情だった。
俺は笑顔でいるAを呼んで抱きしめた。
A「ちょ 玲於くん？」
よかった…
本当よかった…
俺こんな必死になったのAが初めてだよ…
皆見てるよね…
それでもいいと思った。
俺が守らないと誰がAを守るの？
凛「ママ？そのお兄さん…」
俺はすかさずAから体を離した。
凛ちゃんからしたら俺がAを抱いてるのは不思議だろうし絶対嫌なはずだ。
むしろAも同じこと思っているかもしれない。
A「凛…このカッコいいお兄さんがママを助けてくれたんだよ？」
凛「そうなの？」
A「皆もたくさん協力してくれたり心配してくれたりしたよね？」
凛「うん…。」
A「このお兄さんはね？ママのヒーローなんだよ！だから一緒にありがとう言おうね？」
玲於「ヒーローとか大げさ…」
凛「私もう中1なんだから他に例えあるじゃん？笑」
A「やっ だってほんとにヒーローだって思ったんだもん、しゃあないじゃん///」
凛「ママ照れてんの？いい歳こいて」
玲於「ふは笑」
A「ちょっとからかわないでよ！2人して！」
ふぅ。
凛ちゃんの誤解解けたな！
焦ったーーー
それにしてもヒーローとか笑
俺ヒーローって柄じゃねーからなんか変な感じ笑
隼「ねぇねぇー！なんか玲於だけズルくない？」
龍友「でも玲於めっちゃカッコよかったで？」
裕太「見たかったなぁー〈ヒーロー玲於〉！」
メン「あの玲於が…俺夢でも見てるんじゃないかな」
玲於「なに？皆で俺んことディスってんの？」
5人「笑笑」
玲於「皆…俺のためにありがとう。」
裕太「辛気臭いこと言わんでええねん笑」
メン「うんうん、仲間じゃん？ね？」
隼「ちょっと待って玲於…」
玲於「…？」
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Rin - 、さん» ご指摘ありがとうございます！フラグ外しました。気づかなかったので助かりました！ (2018年7月27日 23時) (
レス) id: 00d2954d0c (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年7月27日 19時) (レス) id: cc2ff1026e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rin | 作成日時：2018年7月27日 19時
