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Aside
スマイルに到着した私は深く深呼吸をし店内へ入る。
裏へ行くとテーブルを挟み店主と奥さん、そしてあの人が座っていた。
きっと奥さんが出してくれたであろうお茶が倒れていてこぼれている。
あの人が私と凛の存在に気づき立ち上がると同時に荒々しい声をあげながら私に怒鳴りつける。
？？「おいA！逃げたって無駄だかんな？」
A「皆は上にあがってて…ほんとすみません。」
店主「で、でも…Aちゃん…」
A「大丈夫です！ほんと迷惑かけて…」
？？「誰が迷惑だって？」
凛「早く帰ってよ！ママをこれ以上いじめるなっ！」
A「凛っ！ほら…大丈夫だから。行って？ねっ？」
凛「う、うん…。」
A「何しに来たの？…和樹。」
この人は和樹。
凛の父親で私とは離婚をしている。
離婚して私は東京に逃げてきた。
恐怖でしかないからだ…
和樹「俺はよーお前達と離れたくないってあれだけ言っただろ？な？」
A「和樹のそうやって優しい口調になった後どうなるかとか私もうわかってるし、もう和樹とは一緒にいれない…いたくない！！！」
和樹「は？お前俺がいなきゃなんにもできないただのゴミだろ？」
A「そんなゴミを追いかけてわざわざ東京に来るとか笑えるね！」
和樹「俺がわざわざ来てやってんのにお前はそうやって喧嘩売んのか？あぁん？」
和樹が私に昔のように手をあげようとした時、大きい声で言い争ってたからかスマイルの周りにはギャラリーができていた。
凛達は心配そうに階段の途中からこちらを見ている。
和樹「チッ。外出るぞ！ここじゃお前とまともな話できねーかんな！」
A「まともな話ならここでできるでしょ？」
和樹「ガタガタうるせぇなあ！ほら、行くぞ！」
A「キャッ」
和樹が無理矢理私の腕を掴み外に出ようとする。
私が抵抗すると顔に1発拳が飛んできた。
店主「け、け、警察に電話…」
凛「ママぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！」
A「慣れてるから…大丈夫だよ？凛。おじさんも奥さんも心配しないで…警察に言わないで…」
和樹「うるせえなぁ！早く行くぞ！」
私は死さえ頭によぎった。
でも凛とこのお店を守らなきゃ…
そのことだけを考えながら和樹に引っ張られ外に出た。
凛「ママぁぁ！ママぁぁぁぁぁ！」
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Rin - 、さん» ご指摘ありがとうございます！フラグ外しました。気づかなかったので助かりました！ (2018年7月27日 23時) (
レス) id: 00d2954d0c (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年7月27日 19時) (レス) id: cc2ff1026e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rin | 作成日時：2018年7月27日 19時
