＃ ５０ 『境界線』 ページ50
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「…はい。」
『久しぶり。ごめん、急に電話して。』
……気まずい。
とてつもなく気まずい。
「私こそ連絡返せなくてごめんなさい。」
『話したいことあるから電話した』
『…正直に話すけど、あの日本当に俺がAちゃんに何したか覚えてなくて、龍友くんによく考えて行動しろとだけ言われた。』
「うん」
『んで……俺、このままAちゃんと会えなくなったり、気まずいままが嫌だ。俺のワガママかもしれないけど、とにかく仲直りしたい。
あの日嫌な思いをさせたこと、謝りたい。』
「玲於くん、」
『Aちゃん、本当にごめん。』
玲於くんは、どうしてこんなに寄り添ってくれるの？
男女の友達関係が難しいよ……。
どうしてキスしたの？どうして覚えてないの？
人を選んでるってどういうこと？
「玲於くん。」
『ん』
ーー話すって決めたんだ、
…話さなきゃ。
「…私、男の子の友達とかもいないし、もちろん芸能人の友達とかもないから、こういうとき遊ばれてるんかなとか、そういう風に考えちゃったの。」
『……。』
「もちろん、玲於くんが特別扱い嫌いなの分かってる。けどやっぱり私とは住む世界が違うって思う。」
『ん。』
「それでも……玲於くんとは仲良くしたいよ。」
「だから玲於くんとの距離感が正直わからない。」
『今まで通りでいいじゃん。』
「違うの。玲於くんは特別が嫌いなのに、私には特別扱いする。…矛盾してるよ」
『友達だもん。特別でしょ？』
違うよ、玲於くん。
友達は……
「玲於くんは友達にキスするの？」
『え？』
「玲於くんの特別ってなに？私、わかんないよ…」
『…ごめん。』
それはなんのごめんなの？
玲於くん、いまどんな表情なの？
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まさかの息抜き小説のはずなのに、
たくさんのお気に入りと、たくさんの評価
本当に本当にありがとうございます。
気づけばお話がいっぱいになってしまいました。
下手くそな文章ですが、
これからもよろしくお願い致します。
♡ オンラインラブ �� 【 Reo Sano 】
続編できましたっ！
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せなしゃん。(プロフ) - りなgさん» はじめまして！コメントありがとうございます！これからも頑張りますので、よろしくお願いします(；；) (2020年1月29日 1時) (
レス) id: 79ac0b1708 (このIDを非表示/違反報告)
りなg(プロフ) - はじめまして！オンラインから出会うってストーリーが新しくハマりました！2人がどうなってくのか楽しみです。 (2020年1月28日 2時) (レス) id: 12a3518566 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せなしゃん。 | 作成日時：2020年1月20日 23時
