俺の日課 2 (ページ7)

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玲於 side

A 「今日は、ありがとう･･･すっごく嬉しかった。」

俺の事見上げて、嬉しそうに笑ってるAちゃん

玲「いつでも連絡して、飛んでいくから」

A 「今度は、私が会いに行くよ。」

何この会話、永遠の別れみたいじゃん。

玲「朝は、絶対受付行くから」

まあ、俺が、事務所に行く時に

受付行かなかった事無いけどね

A 「うん、待ってる。」

繋がれた手を離すのが名残惜しくて

まだ、一緒に居たくて

A 「え、ちょ･･･」

Aちゃんのマンションの入口の横にある

木とか花とかが生えてる植え込みの影に隠れて

A 「あ、･･･んっ」

グッとAちゃんの腕引いて唇を重ねた

A 「･･･び、びっくりした、」

小さな光に照らされて見えるAちゃんの顔は真っ赤

玲「タコみたいになってんよ」

A 「玲於くんが急にするからでしょ、！」

玲「ごめんごめん、ほらマンション入って･･･ここで見てるから」

A 「うん、じゃあまた明日ね。バイバイ」

小さく手を振って、俺に背を向けるAちゃん

そんな悲しそうな顔しないでほしいわ

帰したくなくなる。

･･･けど、今はもう少し我慢

大事にしたいし

まだこれから先は長いから

ゆっくり、俺らのペースで進んでいけばいっか

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