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【sho,side】
他の3人はそれぞれ個人での仕事が入っていて、結局病院に来れたのは俺だけだった。
病室に入ると、静かな寝息をたてる○くんと、マネージャーの玄野さんの姿があった。
玄野「あ、○くん。お疲れ様です」
「…○くんは？」
玄「ただの熱だったみたいですけど…ちょっと頑張り過ぎちゃったみたいですね」
「よかった…」
思わず安堵の息が漏れる。
ただの熱だけで済んだのは不幸中の幸いと言ったところか。
でもやっぱり○くん無理してたんだな…
そこで丁度、玄野さんの携帯が振動する音が聞こえた。
玄「…すみません、ちょっと見ててもらっても大丈夫ですか？」
「あ、うん。大丈夫」
玄野さんは、軽く一礼して病室を出て行った。
ベッドの端に腰掛けて、○くんの寝顔を見つめてみる。
少し疲れたような寝顔。
髪をそっと撫でてみる。
するとゆっくり目が開かれたから、慌てて手を離す。
その○んだ目は少しキョロキョロとさまよった視線が俺を捉えた。
撫でていたことは気付かれていなかったらしくて、何となくほっとする。
O「…しょ、くん？」
「○くん…調子どう？」
O「ん、大丈夫大丈夫」
へらっと弱った笑顔で呟いた。
大丈夫なわけないのに。
O「ごめんね…メンバーにもゲストさんたちにもお客さんにもスタッフさんたちにも迷惑かけちゃって…」
「今はそれより自分のことでしょ？」
O「おいらはいいから…」
「いいわけないでしょ？もっと自分の事大事にしてよ」
今は○くん弱ってるっていうのに、つい語気がキツくなってしまう。
もっと○くん自身を大事にしてほしいだけなのに。
O「おいらより…皆の方が大事だよ」
まだ認めてくれない○くん。
そんな様子に、今まで心配で心配で、不安だった気持ちとかが全部溢れてきてしまった。
「…○くんにとってはそうかもしれないけど、俺にとってはあなたが何より大事なんだよ！
頼むからもっと…！」
言っているうちに何だか泣きそうになってしまって。
そのまま走って病室を出てきてしまった。
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mii(プロフ) - はじめまして！こちらは移行先では書かれないのですか？？ (2016年2月1日 19時) (
レス) id: 78c4d9be48 (このIDを非表示/違反報告)
あゆあら ［移行先］(プロフ) - まるぽんさん» 有難うございます！頑張りますのでよろしくお願いしますm(*_ _)m (2015年3月31日 19時) (レス) id: f5c4dbb5c0 (このIDを非表示/違反報告)
まるぽん(プロフ) - とってもおもしろいです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 更新がんばってください^o^ 応援してます（＾Ｏ＾） (2015年3月31日 17時) (レス) id: 8fcaf6cc1a (このIDを非表示/違反報告)
あゆあら ［移行先］(プロフ) - 蓮華さん» 有難うございます、嬉しいです！更新頑張ります(`・ω・)ｂ (2015年3月31日 12時) (レス) id: f5c4dbb5c0 (このIDを非表示/違反報告)
蓮華(プロフ) - こうゆうお話好きです！更新楽しみにしてますね!!! (2015年3月31日 11時) (レス) id: e075c7f5c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あゆあら | 作成日時：2015年3月30日 20時
