*最終話* ページ50
「ごめん、ちょっと話しかけられて」
私はグローブをはめながら言う。
「誰だったんだ?」
「……友達。元?だけど」
「ああ、前言ってた。
待ち合わせの奴ら?」
「うん。でももういいの」
今更何だ、って突き放してやったから。
「ちょースッキリしたよ!」
「そっか、よかったな」
そして、私たちはキャッチボールを始める。
あの時に比べたら、ずいぶん成長してる。
もはや、私なんて練習相手にならないくらい。
それでも少し手加減してくれる彼が、たまらなく愛しい。
「ねえ、私たちって変われたのかな」
ふと、呟く。
「どーだろ」
でも、少なくともさ、3-Eでの思い出は、ずっと胸の中にあって、私たちに生きる希望をくれたよ。
誰も信じてくれなくたって、私たちはそのことを絶対忘れたくないし、忘れない。
「要するに、俺たちは俺たちなりに頑張りゃいいってこと!」
杉野くんは、太陽みたいに眩しい笑顔を見せてくれた。
その笑顔が、本当本当に大好きだ。
「……そうだよね!」
ねえ、友人。
私のことを見つけてくれてありがとう。
私も友人を見つけられて、本当に良かった。
グラウンドを吹き抜ける風が、頰を撫でる。
今日もまた一つ、君のことを好きになった。
明日はどんな君に会えるかな?
嬉しいことも、悲しいことも、君と一緒に過ごしていけたら。
どんな未来も輝いて見えるから、ね?
『君のことを見つけた』〜fin〜
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☆。・:*:・゚'★,。・:*:・'。・:*:・゚'★,。・:*:・゚'☆
ページが足りないのでここにあとがきを記させていただきます。
お待ちいただいていた読者の皆様、更新が遅れて申し訳ありません。
最終更新から2ヶ月ほど経っていました。
これからも不定期になりそうだったので、一気更新しました。
今まで読んでくださった方に最大の感謝で、あとがきを締めさせていただきます。
本当にありがとうございましたm(*_ _)m
作者はしばらく占ツクに来ることはないと思います。
いつかまたお会いすることがあれば、その時はまたよろしくおねがいします。
ではでは、桃花紅でした(o´∀`o)ノ
終わり ログインすれば
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鬼灯(プロフ) - 桃花紅さん» 聞きたいことがあったら書いてね! (2015年11月16日 19時) (レス) id: 0e7de1bf96 (このIDを非表示/違反報告)
桃花紅(プロフ) - 鬼灯さん» わかった!!!では、またー(o´∀`o)ノ (2015年11月16日 7時) (レス) id: 5e0fd11b7e (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯(プロフ) - お久さ〜ツイッターのことで、訳ありでできないんだ…受験勉強のことはノーコメで。あのあとちょとツイッター除いたら、名前変わってるやんって思ったわ。 あと話すときはここで。宜しく!! (2015年11月15日 22時) (レス) id: 0e7de1bf96 (このIDを非表示/違反報告)
桃花紅(プロフ) - 鬼灯さん» おおお、ホントに久しぶり!!!受験勉強どんな感じ?私、Twitterの方の名前が変わってるから気づかないかも…。今は「ちすけ」って名前になってるよ! (2015年11月15日 10時) (レス) id: 5e0fd11b7e (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯(プロフ) - お久しぶりです!地獄の補佐官です← やっと戻って来られた^^; 見たら返事ちょうだい。 (2015年11月10日 22時) (レス) id: 0e7de1bf96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桃花紅 | 作成日時:2015年7月19日 9時