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えっと、2リットルのスポドリを……
「6本でいっか」
コンビニが売り切れてて、ちょっと遠くまで行かなきゃならなかった。
急いでるのに!
よし、全速力で戻るか。
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.
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息切れしながらグラウンドに戻ると、歓声ともどよめきとも取れる声が響いていた。
『振れば確実にバットが当たる位置で守ってます!!』
実況の声が聞こえ、すぐさまベンチへ向かう。
「おかえり、西内───」
「今どうなってんの!?」
見ると、カルマくんと磯貝くんがバッターのすぐ目の前で守っていた。
杉野くんも投げるのか。
相手のバッター、実況なんて言ってたっけ……分かんないや!
その彼が大きくバットを振る。
……それをカルマくんと磯貝くんは避けた。
その場から一歩も動かずに。
これが男子の練習の成果……!!!
先生がマッハ20だし、それを暗殺してるってのもあるのかな。
再度、杉野くん投げの構えに入る。
彼の投げた球は、鋭くコースを変えてバッターの懐へ入り込む。
その姿は、恐竜が獲物に襲いかかる瞬間を感じさせた。
『腰が引けたスイングだぁ!!』
カルマくんが掴み、投げたボールは、二塁へ。
「木村、次は一塁へ!!
進藤走ってないから焦んなくていいぞ!!」
杉野くんの指示が飛ぶ。
木村くんの投げたボールは、地面でゆっくりとバウンドし、それを菅谷くんが掴んだ。
『ゲ…ゲームセット……!!
…なんとなんと……E組が野球部に買ってしまった!!』
実況の声がグラウンド中に響き渡る。
「うそ……ほんとに!?」
E組が勝ったんだ……!
軽く鳥肌が立った。
あんなに戦力差がありながら、勝ってしまうんだね……このE組は。
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鬼灯(プロフ) - 桃花紅さん» 聞きたいことがあったら書いてね! (2015年11月16日 19時) (レス) id: 0e7de1bf96 (このIDを非表示/違反報告)
桃花紅(プロフ) - 鬼灯さん» わかった!!!では、またー(o´∀`o)ノ (2015年11月16日 7時) (レス) id: 5e0fd11b7e (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯(プロフ) - お久さ〜ツイッターのことで、訳ありでできないんだ…受験勉強のことはノーコメで。あのあとちょとツイッター除いたら、名前変わってるやんって思ったわ。 あと話すときはここで。宜しく!! (2015年11月15日 22時) (レス) id: 0e7de1bf96 (このIDを非表示/違反報告)
桃花紅(プロフ) - 鬼灯さん» おおお、ホントに久しぶり!!!受験勉強どんな感じ?私、Twitterの方の名前が変わってるから気づかないかも…。今は「ちすけ」って名前になってるよ! (2015年11月15日 10時) (レス) id: 5e0fd11b7e (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯(プロフ) - お久しぶりです!地獄の補佐官です← やっと戻って来られた^^; 見たら返事ちょうだい。 (2015年11月10日 22時) (レス) id: 0e7de1bf96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桃花紅 | 作成日時:2015年7月19日 9時