strawberry-32 ページ2
カルマたちがどこかへ行った後、
「Aー、いる?」
「……はーい?」
コツコツとヒールを響かせながらやってきたのは、ビッチ先生。
「アイツが呼んでるわよ、職員室に来てちょうだい」
アイツ、というのは殺せんせーのことだろう。
職員室に行くと、案の定殺せんせーが待っていた。
「ああAさん、来ましたか。待ってましたよ」
「先生、どうしたんですか?」
「はい、伝えたいことがあったのでね」
ヌルリと振り返った先生が『早退届』と先生直筆で書かれた紙を提示した。
「これって……?」
「これに早退理由と早退する人の名前、全員分を書いて、先生に提出してください」
「いいんですか!?」
殺せんせーがこんなサプライズを用意していてくれたなんて、あり得ない。
「ええ、急な知らせでしたし、最後の日くらい楽しんできてください。
ただし、その分宿題が増えますよ?」
「はい、構いません!」
嬉しすぎて、思考が追いつかないよ。
58人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「赤羽業」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桃花紅(プロフ) - すみこさん» もし良かったら、もう一つの小説もどうぞ! (2015年11月30日 17時) (レス) id: 5e0fd11b7e (このIDを非表示/違反報告)
桃花紅(プロフ) - すみこさん» 読んでくれてありがとう!めっちゃ恥ずかしいけど、感動してくれたなら嬉しいなヾ(●´∇`●)ノ (2015年11月30日 17時) (レス) id: 5e0fd11b7e (このIDを非表示/違反報告)
すみこ(プロフ) - まさか最後こんなオチとは…感動したよ!゚+。*・感。゚(゚ノД`゚)゚。動・*。+゚ (2015年11月30日 16時) (レス) id: f52ce25f50 (このIDを非表示/違反報告)
桃花紅(プロフ) - シャルさん» こんばんは、こちらこそ初めまして!感動していただけたなんて嬉しいです…ありがとうございます(*´ω`*) (2015年6月14日 20時) (レス) id: 5e0fd11b7e (このIDを非表示/違反報告)
シャル(プロフ) - 最後とても感動しました!面白かったです! (2015年6月14日 20時) (レス) id: 3a0a787c7f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:桃花紅 | 作成日時:2015年4月2日 14時