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目「うっわ、これやばいわ」
佐「俺ココー！」
酔い止めの薬を飲んで数分後、自然豊かな旅館に到着した。
車を降りた時の空気が美味しくて、薬が効いて酔いが覚めてきたこともあり、気分は最高潮だった。
しかも、大部屋に入れると辺り一面気持ちよさそうな布団。
『まじでこれ気持ちよく寝れるね』
佐「お前……寝たら死ぬんだぞ？！」
『ごろんしちゃお〜』
言葉通り、ばふっと布団のうえに倒れて寝転ぶと……。本当に寝ちゃいそう。
ラ「Aちゃんが寝ちゃう！」
向「死ぬなー！！」
なんて、大騒ぎして純粋に楽しんでいる人もいれば、ゆっくり自分の時間を過ごす人もいる。
ちなみに私はゆっくり過ごしたい派。……というか、ただ寝転びたいだけなのだけれど、
向「Aちゃん♡」
ラ「Aちゃーん！」
この二人がくっついて離れない。
誰も座っていない適当な布団の上にごろっと横になっていたところを、両隣を挟まれる形で擦り寄られた。
渡「ねえきもい！」
そんな私達を見た翔太がそう叫ぶ。……私の心を代読してくれてありがとう、翔太。
『こーじ離れて』
向「なんで俺だけ？！」
当たり前だ。ラウールなら万々歳、拒む理由がない。けれどこーじは事務所的には後輩とはいえ、一応年上である。
しばらくその二人ときゅうっとくっついていたけれど、ある程度の時間が過ぎればこーじは翔太、ラウールはめめの元へ。
舘「A、おいで」
ふいに舘様に呼ばれて隣にストンと腰を下ろす。
用事があるのかと思えば、ただ横にいるだけ。
不思議に思ってそちらを見れば、
舘「……ん？ 俺の隣にいたらゆっくりできるでしょ？」
『ふふ、そういうことか。ありがとう』
確かに舘様は大騒ぎするような性格じゃないから、みんなもそこまで話しかけたり絡んだりしていかない。
独特だけど心地よい空気に包まれながら、うとうとしていた。
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こおり味(プロフ) - 美紀さん» 美紀さんコメントありがとうございます！ありがとうございます！これからもぜひよろしくお願いします！ (2020年8月11日 22時) (
レス) id: 49b60161ce (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスと熱中症に気をつけてくださいね (2020年8月8日 20時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こおり味 | 作成日時：2020年8月1日 19時
