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大切な姉 ページ5

それから、アレクは食物をプロテアに渡した。



相変わらずの食欲と、言うか…

元気そうならいっか。とアレクは思った。



プロテア「アレクもどーぞ!」



いい感じに小さくちぎったピザを、アレクに渡す。


「ありがとう、姉さん。」


それを嬉しそうに、アレクは受けとる。夕飯はまだとっていないが、プロテアの為ならば。


一口、二口と食べていると、プロテアが話しかけてきた。


プロテア「あのね、私。此処に来てからたのしいの。

小さい子達も一緒に遊んでくれるし、マスターも愛してくれる。
他にも、しゃべってくれる人が居て…


これからは、アレクも居る。だから、もっとたのしくなる!」


満面の笑みで、プロテアは話す。

なんでも、此処にはアルターエゴは少ないらしい。だから寂しいかな、なんて思ってたけど、皆が愛してくれる。

それを聴いて、アレクは安心したようだ。



「ありがとう姉さん。これからは、ボクも遊びに来るよ。

時間も時間だし、ボクは戻るね。」


プロテア「もう行くの………?」


泣きそうになるのを見て、アレクは直ぐ慰める。


「明日も会うさ。それに、ちょっと狭くなるだけで、カルデア内でも動けるだろ?

だったらボクにも会いに来れる。」


プロテア「!………うん!

またね、アレク。おやすみなさい!」(頬を出す)


「おやすみ、プロテア姉さん。」(頬にキスをする)









立香「何あれ尊い…」

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作者名:アレク | 作成日時:2019年7月21日 23時

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