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ページ33

深澤 side






会議室にいるのがメンバーだけになると






『ぁ.......』


深澤「おっとっ......」





今まで気を張っていたのか、力が抜けたAを咄嗟に支えた。





『ありがと、ふっか。なんか...安心したからかな。身体に力が入らないや。』


深澤「いや、いいんだけど...お前、サラシ解かれたの?」





Aの背中に触れた時、いつも巻かれているサラシの感触がないことに気づいた。







『うん....でも全部解かれる前に翔太くんと康二が来てくれたよ。』


深澤「全部解かれる前にじゃなくて、触られてることに問題があんの。他は大丈夫なのか?」


『うん、大丈夫。ありがと。』






俺とAが話していると

翔太がそれを見て「まだ強がってんの??」とAに向けて言った。







渡辺「A。怖かったんだろ?今は俺たちしかいないんだし、弱音くらい吐けよ。」







その一言を聞いたAは、段々と涙が出てきて
俺の胸に顔を埋めて泣き出した。





そして「怖かった...」「何もできない自分が悔しかった」と正直な気持ちを言葉にした。






俺は、泣いているAの背中をさすっていると
翔太が近づいてきて、Aを励ますように頭を撫でた。







.









.









しばらく泣いていたAだが、段々と落ち着いてきたみたいだ。



ラウ「落ち着いた?」


『うん。みんなありがとう。それと、迷惑かけちゃってごめんなさい。』


渡辺「別に迷惑だなんて思ってねーよ」


佐久間「俺らさ、Aに相談されなくてすっげぇ悲しかったんだぜ?俺らじゃ頼りないのかなって。」


『頼りなくなんかない.....』


阿部「だったら、もっと俺らを頼ってほしいな。」


岩本「もう心配かけんなよ」






阿部ちゃんと照が
Aに順番に頭を撫でながら、俺たちの気持ちを代表で伝えてくれた。




『みんな...ありがとう。』





Aが俺らにお礼を言うと
目黒が「そろそろ戻らないと時間やばいんじゃない?」と一言。





佐久間「ほんとじゃん!」


『あ、サラシ直してからでもいい?』


向井「ほんまや。そんな格好で廊下歩かせたらあかんわ。」


岩本「俺ら廊下で待ってるから直したら来て?」






そう照が言うと、1人ずつAの頭を撫でてから部屋を出ていった。



もちろん、俺もね。









.









『おまたせ。』


岩本「んじゃ、行くか。」





Aが来て、俺たちは急いでスタジオに向かった。





.

寝顔→←*



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アイス(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます♪ (2021年9月28日 13時) (レス) id: 8b08fa0bad (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年9月28日 0時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アイス | 作成日時:2021年1月26日 7時

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