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自宅に着いたのは夜も遅くて、起きて待っててくれたママも眠そう。いつ話そうか迷っていたら、ママに「なんかあったん？」って聞かれたから、今話すしかないなーって腹を括った。
長｢ん、なんかあってん｣
母｢どうしたん？あ、康二くんへのお土産買い忘れたんやろー｣
長｢そないなことやったら、こんな顔せーへんやろ｣
母｢わからんやん？まぁそんときはママも一緒に謝ったるから(笑)｣
長｢ちゃうって｣
母｢ほなどうしたん？｣
長｢パパどこ行ったん？｣
母｢？…パパも呼ぶ？｣
長｢ん、呼んで｣
アホなこと言うてるのは天然なのか、私の明らかな緊張を解そうとしてくれたのか…おそらく前者だろうが、少なからず緊張が解れたことに感謝をして、ちゃんと話すことを決めた。
父｢どうしたん？｣
長｢あんな、今日パパたちから離れてた時あったやん？｣
父｢あったなぁ｣
長｢そん時にな、スカウトされた｣
母｢あら、凄いじゃない！それで、誰に？｣
長｢ジャニー喜多川｣
母｢え？｣
父｢またまたぁー！冗談言うたあかんて(笑)｣
長｢ほんまやから…これ見て｣(名刺を見せる)
母｢あら、ほんまやねぇ…｣
父｢なんで？Aは女の子やろ？｣
長｢それは分からへんけど、女って分かった上で、うちの事務所に来ないかって言われた｣
父｢そらよー分からんな…｣
母｢まぁもしこれがほんまやったとして、Aはどうしたいの？｣
父｢なに言うてるん？｣
母｢パパ、もしもの話よ、夢があるじゃない？｣
長｢もし昨日言われてたら多分その場で断ってた｣
父｢まぁそうだろうな｣
長｢でも今日の舞台を観て、ジャニーズか否かは置いといて、あんな凄い舞台に立ってみたいなって思っちゃった｣
母｢あら、そんなに凄かったの？｣
長｢もう凄いなんてレベルじゃなかった！一瞬で終わったってくらい夢中になって観てて、ライブとかとは全然違った｣
母｢そんなに凄いならママも行けば良かった…｣
父｢今はそんな話じゃないだろ…｣
長｢あんな舞台に立ってみたい、それは多分今のままじゃ叶わないと思う｣
父｢…まぁそうだな、自分で演出できるようになってもあんなに大規模で、いろんな演目をやるのは無理だ｣
長｢せやったら、その舞台の一部にでも関わってみたい！あわよくば自分もその舞台に立ちたい………って思ったんです｣
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すゆちぇ(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！美紀様も体調お気をつけてください(^^) (2020年10月17日 4時) (
レス) id: c34a529624 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 大好きなグループのコラボ最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年10月5日 17時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すゆちぇ | 作成日時：2020年9月29日 23時
