家政婦の雪 第３章

素顔が知りたい！ ページ10

阿部ちゃんside

A「ホントによかったの？」

翔 「近いトコ順なんだから、実家行くのが１番じゃん」

駅から１番近かったのが、たまたまAちゃんの実家。
翔太はぶっきらぼうにああ言ってるけど、
Aちゃんの事知れるからってバレバレだよね？


A「ただいまー」

母 「あらま、ホントに全員で来たのね？ どっか行った？」

スノ「おじゃまします」

あらかじめ、親御さんには俺らが行くの連絡してたらしい。

A「ううん、これから行こうとしてた。
でも、駅前のコミケには行ったかな」

母 「どこもないもんね？ 福井って」

いやいや、ウチの佐久間が充分楽しませてもらいました。


ラ 「Aちゃん、子供の頃ってどんなコでしたか？」

母 「優しくてお手伝いも上手くて、ウチの自慢のコよ」

A「ちょっとお母さん、恥ずかしいって・・・」

ナイスラウール！ イイ事聞いたよ。

阿 「俺らのイメージどおりのAちゃんだったね」

A「私、そんなにいい人じゃないよ？」

佐 「いやいや、Aちゃんのおかげで来れたんだよ」

母 「せっかくなら、どっかで食べて来たら？
この人数なら、おかず仕送りにするわね」

No.1のランキングをもらった、そばを食べに行った。


A「すみません、おろしそばセット10で！」

初めてなので、メニューはお任せしたら・・・

スノ「ソースカツ丼とセットなの！？」

A「あるあるセットだよ」

どっちも俺は知ってたけど、実際に食べるのは初めて。
かけそばスタイルなのに皆ビックリしたけど、
両方とっても美味しかった。


照 「じゃあ俺らは、ホテル泊まるから」

さすがに9人も一般の家に泊まれないから、
俺らはホテルに泊まる事にした。
大江戸温泉物語、福井にもあるんだって！

康 「ホテル着いたら、テレビ電話しよなー！」

阿 「たまには、家族水入らずだからね」

その後家に送って、明日Aちゃんを迎えに行きます。

実はいろいろあるんです！→←ウェルカム福井！〜コミケを添えて〜

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