もしもヒーローになれたら２ (ページ7)

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♪宇宙を越えてページ7

阿部ちゃんside

ドツークの笛は、なかなかの雑音・・・
俺ダメなんだよね、こんな擦ったみたいな音。
イヤモニケースの音、俺だけキライだし。

って、そんな事言ってる場合じゃない！
こうしてる間も、武器を手放すメンバーがチラホラ。
・・・この洗脳する笛、ハーメルンの笛だ！
急がないと、何か対策ないか！？

阿「コレ、佐久間とチェンジリングした時のだ」

まだ、誰ともチェンジリングしてない。
でも武器の本には、佐久間との技が書いてあった。

ブレ「知識は蓄積するモノですの。
1度使った技は、記録として残ってるですの」

俺の武器の特徴らしい。

阿「動物の鳴き声じゃ、あの音は消せないか・・・」

今の技じゃ、耳栓するような技術はない。
音の原理は振動・・・もしかして！

阿「めめ、チェンジリング！」

ギリギリの精神状態だったけど、なんとか交換成立！

阿「インストール！ホロスコーププラネット」

一瞬で空が夜になる。空には満天の星空。

ドツ「音が鳴らなくなった！？」

シバ「偽物掴まされたか！？」

阿「ようこそ、俺の作った宇宙へ！
宇宙は空気がないから、音は伝わらないよ」

作戦は大成功！それに、思わぬ副産物も。

蓮「インストール！スコーピオンマーチング」

サソリがサドネスの2人を取り囲む。
めめの知識、ザリガニと宇宙sixを足したらしい。

阿「もう逃げられないぞ！」

スノ「全員の力を１つに！凍えた心をロックオン」

全員「届け、季節外れの雪！グランドールブリザード」

サドネスは消滅したかに見えたが・・・

ティ「最期の勤めだ」

2人「ガッテン! 後悔させてやるぜ」

シバークとドツークが、大きくなって襲ってきた。
クラッカーを召喚したが、一旦考える。

照「2人、一気に始末やれるか？」

シャ「フレームを、クラッカーの発射口に取り付けるすの」

スノ「ナミダの海を越えていけ！」

全員「ハピネスパーティーファンファーレ！ビッグバン」

いつもより、大きなパワーが出た。
サドネスの２人は、攻撃を受けていなくなった。

佐「さすが阿部ちゃん！」

阿「ふっかのチョコが効いたね」

深「おー、お役に立ててなにより」

俺の知識も、役に立ってよかったよ！