♭不安のタネ募って ページ40
しょっぴーside
ココ最近、ハードスケジュールが続いてる。
メンバー1マイペースな俺が、やっとの思いでついていくくらい。
シナ「・・・翔太ー、起きるすのー」
普段の朝、シナモに起こされる。
今日は1日オフなんだけど明日いよいよ撮影って思ったら、
ちょっとプレッシャーになってきた・・・
翔 「はょ。 ちょっとだけ、いい?」
何にもやる気なんて湧かなかったけど、
シナモ抱っこしたらマシになるかと思って胸を借りる。
声もなんか出しづらくて、前日に本調子じゃないのはヤバい。
隠す元気もなかったから、シナモにすぐ水渡された。
そんなんでご飯が食べれるハズもなく、
動いたらどうか試したくてシナモ連れて散歩へ。
休憩がてら、ベンチ座っておしゃべり。
シナ「うん、いい顔になってきたすの」
翔 「・・・明日、シナモついてくか?」
水の音に紛れて、まだ始まってもないプレッシャーがチラつく。
誰もいない噴水公園で、つい本音がポロリ。
ハイ「ねぇねぇ、お兄さん。 キミが持ってる種、見せてよ」
突然、知らない男の人が声をかけて来た。
種ったって、そんなモン・・・
シナ「翔太! サドネスですの」
翔 「マジ!? オンステージ!スノーエボリューション」
ハイ「わー、予想当たった! キミ、水のコだね?」
変身したけど、俺の事めっちゃ調べられてる!
水はそこにあるから、派手に暴れても大丈夫そうだな。
ハイ「僕はハイド。 ジキルが中で待ってるよ!
水のお兄さん、ちょっと水遊びしようよ」
そう言って、噴水に消えてったハイドとかいうヤツ。
追っかけて噴水に片足突っ込んだら・・・
シナ「翔太!?」
一気に中に引き込まれた。 まともに息が出来ない。
ジキ「やぁ、初めまして。 俺がジキルさ」
声がした方を見たけど、そこにいたのは男が1人。
ジキルとか言ってたから、さっきのハイドってヤツがいない。
ジキ「捜してる男は、俺の事さ。 ハイドはもう1人の俺」
水で人格が変わる!? なんか強そう・・・
ジキ「おっと失礼、ジャマが入ったようだ」
頭ん中パニックだったのを切り換えられたのは、
季節外れの桜と嗅ぎ慣れた匂いのおかげ。
そこで、俺の意識は飛んだ。
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翡翠 - あべちゃん中心の話が読みたいです🙇 (2022年10月23日 21時) (レス) id: f01603c33d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:flavor | 作成日時:2022年6月28日 0時